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イギリス映画『Withnail and I/ウィズネイルと僕』、吉祥寺バウスシアターにて5月3日より公開。 [etc, etc.]

イギリスでは傑作の誉れ高いインディペンデント映画『Withnail and I/ウィズネイルと僕』。この度閉館することになった吉祥寺バウスシアターのクロージング作品として、23年ぶりに日本で公開されることになりました!現在大阪(シネマート心斎橋)、名古屋(名古屋シネマテーク)での公開も決定しています。

以下公式サイトへのリンクです。上映期間、上映時間等は以下で確認してください。

映画『ウィズネイルと僕』吉祥寺バウスシアター<クロージング作品>公式サイト

以下公式サイトの解説より引用します。

「バウスシアタークロージング作品!1980年代の傑作がスクリーンに甦る!」
「1969年、ロンドンのカムデンタウンに住む二人の売れない役者、ウィズネイルと僕。酒とドラッグに溺れる貧乏な毎日に嫌気が差した僕は、ウィズネイルの叔父モンティが持っている田舎のコテージで素敵な休日を送ろうと目論むのだが・・・。」

ジョージ・ハリスン(元ビートルズ)が設立したハンドメイド・フィルムズが手がけた作品で、ジョージは製作総指揮として名を連ねています。ハンドメイド・フィルムズで成功した映画の一つでもあります。僕役はポール・マッギャン(『ドクター・フー』の8代目ドクター)。ウィズネイル役を演じたリチャード・E・グラントは、これがデビュー作となりました。伯父モンティ役は故リチャード・グリフィス。青春映画なのにあまり明るくはありませんが(苦笑)、1969年の「スイングしていない」イギリスが見事に描かれています。

劇中ではザ・ビートルズの「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」(ジョージ作&歌)、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの「ウォッチタワー(見張塔からずっと)」「ヴードゥー・チャイルなども使われており、ロックファンにも見逃せない一作といえるでしょう。イギリス映画好きな方にはお勧めです。私も劇場で(しかも日本語字幕!(涙))で観るのは初めてなので、今からドキドキしています。

トレイラーはこちらをどうぞ。

映画『ウイズネイルと僕』予告編


ついでにハンドメイド・フィルムズはなんぞや?と思った方は、こちらの過去記事をご一読ください。ジョージ・ハリスンを愛するあまり熱く語りすぎていますが(汗)。

『Very Naughty Boys:The Amazing True Story of HandMade Films 』。

御用とお急ぎでない方は、ぜひ劇場へ足をお運びください♪

John Finnemoreのブログ翻訳。-こんなこと絶対に、絶対にあっちゃいけない。獣医にだって、人間にだって。- [etc, etc.]

ラジオドラマ『Cabin Pressure』の脚本家で、ドラマ内でスチュワードのアーサー役も演じるジョン・フィネモア。彼のブログForget What Didから2010年の記事を一つご紹介します。これはCP関連ではないのですが、思わぬところで日本との接点を感じることができる記事です。原文はこちら。拙訳にお気づきの点があれば、コメント欄またはメールでお寄せください。

【2/18追記】原文のタイトルはIt really, really shouldn't happen to a vet. Or any mortal.ですが、日本語の『ヘリオット先生奮闘記』に収録された短編集の元のタイトルがT SHOULDN'T HAPPEN TO A VET でした。するとヘリオット先生を原語で読んでいる人々には、このタイトルだけでも「あ、アレか」とピンとくるわけですね。うらやましい…。

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今年の初め、[作家の]ジェイムス・ヘリオットが獣医をしていた場所に行った。(Thirskというところで、自転車でえっちらおっちら行ったんだ。こう書くと、巡礼者のようにそこに行ったわけじゃないって感じでしょ。何で君たちがそう思うことを気にするかと言うと、僕はちょっぴり巡礼者気分だったからさ。)とにかく、そこは今は小さな博物館になっていて、彼のことと獣医の歴史について展示してあるんだ。とっても楽しかったよ。展示の一つに世界各国で出版された彼の本があった。表紙のほとんどは目をひくものじゃなくて、水がうねる谷、忠実な羊の番犬、年代ものの車を組み合わせたものか、それを全部取り入れたものだった。でもこれ、中国語だと思うんだけど(間違ってたらごめん)、ちょっとアプローチの仕方が違ったんだ。

[『ヘリオット先生奮戦記』の表紙画像]

いやはや。この男、上半身裸だし、鋼のような目つきだし、ヒーローのように立つ彼の両足は、180度に開いてまったく逆方向を向いてる-彼はまさしく、農業至上主義に取り組む偉大な共産主義のヒーロー、ジェイムス・ヘリオットだ。彼がそれほど筋肉質ではないことをのぞくと、ああ、なんてことだ、何かとてつもなく恐ろしいことが彼の顔と胴体に起こっている - 『ヘリオット先生奮戦記』が、まるでカフカの手によって再び蘇ったようだ。さらに驚いたのは…あの女性は誰?ヘレン?ミセス・パンフレイ??彼女は一体何をしてるの?なんで牛舎で床に届きそうな長さのイブニング・ドレスを着ているんだ?そしてなんで見えない彼女の目が真っ赤に輝いているんだい?

ここはもうDarrowbyじゃないね、トト。
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いやーウケる。私の訳でこの面白さが伝わっているかどうかは疑問ですが、ここまでジョンに衝撃を与えた日本語の本があることに感動しております。私はこの記事で初めて知ったのですが、ジェイムス・ヘリオットはヘリオット先生シリーズで著名な作家なのですね。調べたら確かに日本語訳が出版されていますが、ジョンのブログに載っている版はかなり古いものらしく、ネット上では今のところ見つけることができませんでした。もし古本屋かどこかで見ることがあったら、ぜひ一冊差し上げたいところです。

オーディオブック出版社のAudioGO、10月に会社更生法の適用を申請、現在オンラインの販売を中止。 [etc, etc.]

今日はちょっとショックなお知らせです。BBCのオーディオ作品(『Cabin Pressure』、『Neverwhere』等)を販売していたことで知られるオーディオブック出版社のAudioGO、経営不振により10月に会社更生法の適用を申請したとのこと。

The Bookseller - AudioGO files for administration

ちなみに、USの事業はDownpour.comに売却、UKの事業についてはAmazon UKが既刊目録のライセンスを取得したそうです。

The Digital Reader - Amazon Acquires Audiobook Catalog from Bankrupt AudioGO

現在AudioGOのUKサイトではオンライン販売を中止、以前にデジタルで購入したタイトルのみ自分のライブラリ(My Library)からダウンロードが可能とのこと。サイトのトップページでユーザーに「次にお知らせがあるまでMy Libraryからのダウンロードが可能なため、My Libraryに保管しているデータはログインして自分のローカルPCにダウンロードしておくことを強くお勧めします」と呼びかけています。お心当たりのある方は、サイトをチェックしてみてください(購入時にすでに自分のローカルPCにデータを保存している方はこの限りではありません)。購入したCDに何か問題がある場合、このCDを扱っている小売店に問い合わせる…ってことでいいのかな。日本にはほとんどないでしょうけど(がーん)

AudioGO UK

年末にかけてバーゲンやるかな、と思って久しぶりにサイトをのぞいてみたのですが、こんなことになってるとは思いもしませんでした。私は今年ユーザーになりましたが、この件については今日にいたるまでメール一本もなかったので、企業姿勢には疑問が残ります。とは言え、US・UK以外からでもダウンロード購入できて便利だったし、値段も手ごろだったので、このブログで紹介したこともありました。ただただびっくリすると同時に残念でなりません。どんな商売も楽ではありませんね…。

『Very Naughty Boys:The Amazing True Story of HandMade Films 』。 [etc, etc.]

昨日イギリスのコメディ・グループ・モンティ・パイソンが記者会見を開き、再結成を表明しました。イギリスでコメディといえば真っ先に名前があがるであろうモンティ・パイソン。私は昨日の夜BBCワールドニュースを見ていたのですが、ニュースの途中でいきなり画面が切り替わり、記者会見の模様が生中継されました。それだけすごいグループということですね。いいタイミングなので、今日はパイソンの映画にまつわる本をご紹介します。少し長い記事になってしまいましたので、御用とお急ぎでなければおつきあいください。

1980年代にイギリスの映画界を席巻した映画製作配給会社・ハンドメイドフィルムス。『ライフ・オブ・ブライアン』『モナ・リザ』『ウィズネイルと僕』などを世に送り出したことで熱心な映画ファンには知られていますが、この会社の内幕を書いた本が『Very Naughty Boys:The Amazing True Story of HandMade Films 』。この本、最初『Look on the Bright Side of Life』というタイトルで2003年に発売されたのですが、その後先のタイトルに変えて再度発売されました。内容は、会社設立のいきさつ、映画製作の裏話、関係した人々の人間模様など。著者のロバート・セラーズは多くの関係者に取材をし、80年代のイギリスでユニークな存在感を示した映画会社の栄枯盛衰を描いています。

事のはじまりは、モンティ・パイソンが製作を目指した『ライフ・オブ・ブライアン』という劇場用映画でした。脚本が完成し、EMIの出資も取り付け、後は撮影に入るというところで、直前になってEMIが出資の撤回を決定(上層部が脚本に難色を示したため)。製作費400万ドル(!)のあてがなくなり、困ったパイソン・チームは国内で出資先を探しますが見つからず、出資先を求めてハリウッドにも飛びましたがそれも空振り。最後にエリック・アイドルやマイケル・ペイリンと親交があったジョージ・ハリスン(元ビートルズ)に支援を求めます。パイソンマニアだったジョージは快諾し、当時ビジネス・パートナーだったデニス・オブライエンと共同出資の形をとってハンドメイド・フィルムスを設立。自宅を担保にして銀行からお金を借り、全額を出資しました。この支援のおかげで映画は完成、公開されると物議をかもしながらも大ヒット作品に。それに続き、テリー・ギリアムが監督した『バンデットQ』、映画は完成していたものの引き受けてがなかったため買い取った『長く熱い週末』(ボブ・ホスキンス主演、ヘレン・ミレン出演)もヒットになりました。ジョージは、元は俳優志望で舞台経験もあった友人のパーカッショニスト・レイ・クーパーを代表にし、「エキセントリックな才能のルネッサンスを」をモットーに、大手の映画会社からは出資を見込めない映画の製作や配給先が見つからない映画の配給に力を入れていきますが…。ちなみに会社のロゴをデザインしたのは、テリー・ギリアム。

埋もれかけた才能を発掘するため、お金は出すがあまり口を出さず、なかなか表舞台にも現れないジョージ。ある意味理想的なパトロンのはずなのに、元ビートルズの威光を期待する向きからはあまり評判がよくなかったようです。しかし、実際にジョージに会ってその飾らない人柄に触れた人々は、みな一様にジョージのことを称えています。一方、根っからのビジネスマンで映画業界には疎いデニス。しかし「お金を出しているのは自分」という態度をとり、作品選びに必要以上に関与したり、完成した作品を観て不要と思った部分を勝手にカットしたり、製作費をきちんと払わなかったりします。そのせいで製作陣ともめることもしばしば。実際パイソン・チームの一部とはかなりこじれ、1982年の『モンティ・パイソン・ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』を最後に、パイソンはハンドメイド・フィルムスと袂をわかつことになります。元々は「パイソン映画救済プロジェクト」から始まったのに、皮肉な結果となってしまいました。

また、手がけた映画の中には佳作も多かったようですが、興行的には今ひとつなことも少なくなく、すべてがバラ色とはいきませんでした。それでもニール・ジョーダンが監督した『モナ・リザ』が大ヒットしたり(特にホブ・ホスキンスは主要な映画祭で主演男優賞を多数受賞)、イギリスでは今でも青春映画の傑作と言われている『ウィズネイルと僕』(リチャード・E・グラントのデビュー作)を生み出したりして、輝きを見せた瞬間もありました。しかし、ショーン・ペン主演、マドンナ共演だけが話題になった『上海サプライズ』が大失敗、このあたりから少しづつ歯車が狂っていきます。『トラック29』(若きゲイリー・オールドマンが出演)、『広告業界で成功する方法』(リチャード・E・グラント主演)等が作られましたが、興行的にはパッとせず。そして追い討ちをかけるように、デニスの裏切りが発覚。ハンドメイド・フィルムスは80年代の後半には巨額の負債を抱えていたのですが、共同出資のはずだったのに実際にはジョージの単独出資となっており、負債はすべてジョージの肩にのしかかることになってしまったのです。またデニスは、お金のことをすべて任されていたのをいいことに、好き放題に使い込んでいたようでした。この一件で深く傷ついたジョージはデニスを告訴、その後映画製作から撤退することを決め、ハンドメイド・フィルムスを売却することになります。売却前の最後の作品は『ナンズ・オン・ザ・ラン~走れ!尼さん!』(エリック・アイドル主演)でした。ハンドメイド・フィルムスはその後も何度か売却されましたが、現在も存続し、少ないながらも映画を製作しています。

長年のジョージ・ハリスンファンの私からすると、終盤ジョージが会社を手放すあたりは涙なしでは読めないのですが、今まで情報が非常に少なかったハンドメイド・フィルムスの内情を知ることができ、総じて大変面白く読みました。パイソン・チームは存命の全員がインタビューに応じ、マイケル・ペイリンは心に響く序文も寄せています。他の作品の制作者や俳優たちも、多くがインタビューに応じて映画製作や撮影現場の裏話をたくさん聞かせてくれています。デニスと対立した製作者側からは時に恨み節も聞かれますが、映画の製作費用をねん出できず、ハンドメイド・フィルムスを頼らざるを得なかった実情もインタビューからは浮かび上がってきます。マイケル・ペイリンが「私の他にも多くの人間が、ハンドメイド・フィルムスが今もイギリスに存在していたら、イギリスの映画界はもっとよくなっていたに違いないと信じているだろう」と語っているところを見ると、ハンドメイド・フィルムスがイギリスの映画界に残した足跡は小さくなかったようです。

ジョージファン、パイソンファン、上にあげた作品のファン、そしてイギリスの映画界に興味のある方にもお勧めの作品です。今のところ英語版しかありませんが、もし興味をもたれたらお手にとってみてください。(以下のリンクをクリックするとアマゾンの商品紹介ページに飛びます)

Very Naughty Boys: The Amazing True Story of HandMade Films


【11/24追記】Pythonline's Daily Llama というサイトで著者が書いた執筆の経緯を読むことができます。ご興味ある方はこちらもどうぞ。

Pythonline's Daily Llama - 'VERY NAUGHTY BOYS' CHRONICLES HISTORY OF HANDMADE FILMS

JATA旅博2013レポその3。-その他- [etc, etc.]

旅博2013レポその3、その他編です。本当に見どころたくさんで、目的の場所に行こうと思いつつ、寄り道することもたびたびでした。そんな中から回った順にいくつかご紹介します。戦利品リストも公開します!

・マカオ観光局
一通り見たいところを回っていたら、もうお昼近くに。今回はフードコートが別の館に集約されていたため、自分のいた場所とは別の館に行かなくてはいけませんでした。あーでも足もかったるいし、今は移動するの面倒くさいし、どうしよう。と思っていたら目の前にマカオ・カフェが!天のめぐみでしょうか。ここはマカオ観光局のブースなのですが、毎年カフェテリアをやっているんです。今回はミンチライスを注文。デザートにマンゴープリンもつけちゃった♪とてもおいしかったです。

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そしてこのブースでは中国古琴のライブもあり、私がちょうど食事をしている時に演奏を聞くことができました。民族音楽を聴きながら、おいしい食事をいただく…午前中はあわただしく歩き回っていたので、ホッとしたひと時でした。そしてステージのバックには立派なディスプレイが飾られていました。

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さらに、写真は取りませんでしたが、マカオ・グランプリ60周年を記念してF3マシンも展示されていました。そばにはきれいなレースクイーンがポーズを取っていました。ゴージャスですね~。

・ 沖縄 美ら海水族館
今までは海外のブースを紹介してきましたが、もちろん国内もあります。毎年人気なのが沖縄 美ら海水族館ブース。なんと、水槽で熱帯魚が泳いでいます!ライティングもきれいで、美しかったです。癒されました。

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・エジプト大使館エジプト学・観光局
こちらではエキゾチックなダンスパフォーマンスを披露していました。衣装がゴージャズでまぶしかったです。ステージの後ろのディスプレイも立派でした。

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・東北復興支援チャリティ・オークション
こちらのブースでは東北の復興支援のためのチャリティ・オークションが行われており、有名スポーツ選手のサイン入りグッズや企業のノベルティ・グッズ等が多数出品されていました。この写真は航空会社が出品したもので、モデルプレーンはユナイテッド航空、後ろの自転車はガルーダ・インドネシア航空が出品しました。

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こちらの写真も航空会社が出品したモデルプレーン。ANA、大韓航空、チャイナ・エアライン、トランスアジア航空、JAL等が出品しました。いくつかは売約済みでした。

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・スリランカ政府観光局
実物大?の巨大な象のジオラマが目をひきました。すごい迫力でしたもの!後ろのジャングルも実に精巧に出来ていました。他にはスリランカ紅茶の試飲ができたので、少し並んでいただきました。東京でセイロン紅茶を楽しめるティールーム「セイロンドロップ」の紹介カードももらいました。今度行ってみよう。

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イベント会場の話はここまで。以下戦利品をまとめてアップします。(長いからたたみますね。ご興味のある方は(続きを読む)からどうぞ

続きを読む


JATA旅博2013レポその2。-航空会社ブース巡り- [etc, etc.]

旅博2013レポその2、今回もCabin Pressureにちなんで航空会社ブース巡り編です。今年もたくさんの航空会社が出展し、各社ともいろいろ趣向を凝らしていました。以下回った順にお届けします。

・デルタ航空(アメリカ)
空港ラウンジ・スカイクラブのバーを模したカウンターにipadがいくつか並べられていて、情報をチェックできるようになっていました。私が行った時はスナックの提供がなくてちょっぴり残念。

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ここではビジネスクラスのシートを体験しました!普通にしていていもゆとりがあるし、フルフラットも快適ですね。これで旅行行けたら、らくちんだなー。ビジネスクラスで提供されるアメニティも展示されていました。ビジネスクラスってこういうところも豪華…。

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・エア・カナダ
ブースに飾られていた飛行機をデフォルメしたパネルやバルーンがかわいかった!

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ここは今回太っ腹で、整理券方式でコーヒーの試飲を提供していました。試飲と言っても、ファーストフードのドリンクSサイズくらいの紙コップですよ♪さすがに行列していましたねー。アメリカーナ(アメリカン)とカフェ・ラテから選べて、ラテを選ぶとラテ・アートを描いてくれました。おいしかったです。ごちそうさまでした!

後、パイロットと客室乗務員の制服をきて写真を撮ることができました。「パイロットでもいいですか?」と聞いたら「もちろんいいですよ!」とスタッフさんが力強く言ってくれたので、トライすることに。帽子は実際にパイロットが使用しているものだそうで、感激です。つばのところが硬くてしっかりしてるんですね。なぜかスタッフさんが客室乗務員が巻くスカーフも巻いてくれたので、絵柄的にはおかしなことになりましたが(笑)ぼっ、ぼくは機長だ!

・ワンワールド・アライアンス(航空連合)
ワンワールドのブースには、加盟各社のモデル・プレーンがずらりと勢ぞろい!ああ、飛行機に乗りたいわ~

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JALのブースでもビジネスクラスのシートをお試し。客室乗務員さんが特徴を丁寧に教えてくれました。

・スター・アライアンス(航空連合)
こちらもモデル・プレーンがずらり。マーティン・クリーフが大騒ぎしそうですね。

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ANAブースでもビジネスクラスのシートを展示。もちろん座ってきました。後でもう一回行って、制帽と制服も試着。制服は子供用のを無理やり着たので、パッツンパッツンでした(笑)

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・トルコ航空

まずは尾翼を模した特大パネルから!

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サッカー選手のメッシとバスケットボールプレーヤーのコービーがイメージキャラクターなので、二人の大きなパネルが飾ってありました。

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以前BBC Worldでこの二人が共演しているCMを見ましたが、とっても面白いので紹介しますね。私もデザートに負けると思います。

Kobe vs Messi: Legends on Board - Turkish Airlines



後、子供向けに制服の試着をやっていました。一人男の子が着ていたのですが、リトル・マーティンみたいで微笑ましかったです。

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くじ引きをやっていたので並んで参加したのですが、引いたのが白い玉だったので残念賞ですかね。ポストカードをもらいました。

・スイス観光局
こちらのブースには、スイスの航空会社のモデル・プレーンが展示されていました。

1.スイスインターナショナルエアラインズ

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2.エーデルワイス航空(夏スケジュールのみスイスインターナショナルエアラインズの成田/チューリッヒ線のデイリー運航を補完していたそうです。デザインがかわいい♪)

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・アエロフロート航空(ロシア)
ここもクイズ大会とかいろいろやってたんですが、時間が合わなくて参加できませんでした。その代わり、特大チェブラーシカを見ることができました!一緒の写真撮影可だったので、おおにぎわいでした。

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・ユナイテッド航空(アメリカ)
こちらでもビジネスシートを体験。えっ、私4社もお試ししてたんだ(汗)シートのお試しはどこも行列しますね。

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モデル・プレーンも撮りました。

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・春秋航空(中国)
日本の国内線に参入を計画しているそうです。大きなモデル・プレーンが展示されていました。

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・オーストリア航空/ルフトハンザ航空(ドイツ)/スイスインターナショナルエアラインズ
スターアライアンスのブースの中で、3社共同で出展していました。ピンポン玉を世界地図が描かれたボード(ところどころ穴が開いている)に飛ばし、3つのうち2つ穴に入ると景品がもらえるというもの。(2つ以下でも参加賞でウェットティッシュがもらえました)景品は各社ロゴ入りの「消える筆記具 フリクション」3本セットでした!

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・ニュージーランド航空
スターアライアンスでやっていたスタンプラリーのスタンプを完成させるべく立ち寄りました。ブースに行ってみるとホビット仕様のモデル・プレーンが!とてもよく出来ていたので、思わず写真を撮ってしまいました。

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旅博参加者限定で、メルマガ登録するとこのモデル・プレーンが当たるキャンペーンをやっていたので申し込んでみましたが…当たるといいな♪

ちなみにニュージーランド航空では、ホビットをモチーフにした機内安全ビデオが作られたそうです。宣伝がうまいですね。

An Unexpected Briefing #airnzhobbit


以上、航空会社ブース巡り in 旅博2013でした。旅博の記事はもう1つ掲載の予定です。

JATA旅博2013 

JATA旅博2013レポその1。-Cabin Pressure Rally- [etc, etc.]

さて、先日記事にした「アジア最大級の旅の祭典」旅博2013ですが、9月14日(土)に行ってきました!今年も人が多くてだいぶ混雑しましたが、とても楽しかったです。今回はCabin Pressure Rallyと名づけて、エピソードのタイトルになった都市がある国のブースを回るなんてことに挑戦しました。以下写真を中心にお届けします(注:ドラマに登場した順です。回った順ではありません)

マサチューセッツ州観光局(S1Ep2 Boston)
ここはUSAパビリオンという大きなブースの一角にあったのですが、写真整理してる時にうっかり消してしまいました(涙)あまりスペースは大きくなく、パンフレットが中心でした。代わりに、ダイアローグの中にひんぱんに登場するレイキャビックがあるアイスランドのブースと、イスタンブールがあるトルコの観光局の写真を載せますね。

・アイスランドブース(オーロラを写したパネルが美しかったです♪)
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・トルコ政府観光局(巨大なエフェソス遺跡のディスプレイがすごい!アイスクリームを無料で配っていましたが、長蛇の列でした)
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・イタリア政府州観光局(S1Ep3 Cremona)
ブースは広めです。ゆっくり見られなくて残念でした。ブースの近くにあったベニス観光に強い旅行会社のパンフレットをもらいました。
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・チュニジア政府観光局(S1Ep4 Douz)
伝統工芸品をいろいろ展示していました。私はもうお腹一杯で試せなかったのですが、伝統菓子とミントティーの試飲・諸食もやっていました。
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・フィンランド政府観光局/フィンランド航空(フィンエアー)(S2Ep1 Helsinki)
ムーミンとスナフキンがお出迎え!フィンランド航空の立派な旅情報マガジンをもらいました。2014年はトーベ・ヤンソン生誕100周年記念イベントがあるそうです。
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・ポーランド政府観光局(S2Ep2 Gdansk)
ここではクイズ大会を行っていたようです。残念ながら時間が合わなくて参加できませんでした…
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・南アフリカ観光局(S2Ep4 Johannesburg)
南アフリカ産ワインのテイスティングや、ドラム・マリンバ演奏をやっていました。ダグラスがいるとしたら、こういうブースでしょうね。ワインの試飲めぐりをしていそうです。
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・マレーシア政府観光局(S2Ep5 Kuala Lumper)
こちらも時間がなくてよく見られませんでした。マレーシア航空のブースもありました。
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・カナダ観光局(S3Ep1 Qikiqtqarjuaq)
エア・カナダの写真ばかりとって観光局を撮るの忘れました…くっ。ここではクイズをやっていて、クイズに全問正解するとポストカードをもらえました。誰でも正解がわかるようになっているので、もちろんゲットです。

・ロシアブース(S3Ep St.Petersberg)
後ろのパネルにSt.Petersbergと書いてあるのが見えますか?
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・中国国家観光局(S4Ep5 Zinzhou)
こちらもそばは通りましたが、写真なし。すみませんすみません。

・スイス政府観光局(S4Ep6 Yverdon-les-Bains)
忘れるところでした…いかんいかん。パンフレットとリンツのチョコレート販売がメイン。ハート型の入れ物がかわいい♪
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スイスインターナショナルエアラインとエーデルワイス航空のモデル・プレーンも展示されていました。こちらはまた別の記事で紹介しますね。

イギリス関係ではVisit Britainが出展していましたが、あまりに地味で写真に収める気になりませんでした…。イギリス人気あるんだから、もっとがんばっていただきたいです!

以上Cabin Pressure Rally in 旅博2013でした。

JATA旅博2013 

JATA旅博2013、東京ビッグサイトにて開催。 [etc, etc.]

「アジア最大級の旅の祭典」、JATA旅博2013が9月14日(土)、9月15日(日)に東京ビッグサイトにて開催されます。世界各地の観光局、運輸・航空会社、ホテル等々の団体や会社が参加する見本市です。元々旅行好きなこともあり、ここ何年か連続で参加しているのですが、昨年は航空会社を舞台にしたラジオドラマ『Cabin Pressure』にハマっていたこともあり、CP目線で楽しんできました。今年も面白そうなので、少しだけご紹介しますね。

ちなみに去年のレポートが公式サイトに載っていますので、ご参考まで。

JATA旅博2012 レポート 

たとえば航空会社のブースですと、ビジネスクラスのシートを体験させてくれるところがあります。シートに座ると係りの人がフルフラットに倒し、また元の態勢に戻してくれます。それだけ?と言われればそれだけですが(笑)、なかなか気持ちいいですよ。恐らく自分の人生ではビジネスクラスに乗る機会がないので、いい経験になりました。人が多くなってくると混むので、午前中の早い時間に行くといいかも。今年はデルタ航空がやるようです。

・msn 産経ニュース デルタ航空、JATA旅博2013でビジネスクラスのサービスを紹介

わー空港ラウンジのバーを模したカウンターで機内スナックの提供ですって♪た、楽しそうだ…。うっかり「パイナップルジュースあります?」と言ってしまいそうです(笑)

後、ユナイテッド航空もビジネスクラスのシートを展示するようですね。お試しできるかな~。

・JATA 旅博 出展社名 ユナイテッド航空/United Airlines 

エア・カナダのブースでは、なんとパイロットや客室乗務員の恰好で写真を撮れるコーナーが!

・JATA旅博 出展社名 エア・カナダ/AIR CANADA
旅の情報サイト エア・カナダ・クラブ お知らせ

パイロット帽子、かぶりたい…制服もあるなら着てみたい。ライン3本でいいから(←そこか!)。

他にも、機内食の試食をさせてくれる会社もあったりします。スタートの時間が決まっていて、たいてい整理券が配布されるのですが、すぐなくなってしまうほどの人気です。今年はどこかやるかしら。後、昨年行った時は、スターアライアンスのブースに加盟航空会社の飛行機のプラモデルがずらっと並んでいて壮観でした。マーティン、絶対好きでしょう!

後はそうですね、クイズに参加して賞品を当てるというのもあるし、ただブラブラしているだけでもちょっとしたもの(ロゴ入りボールペンとか)をもらえたりします。パンフレットを置いているだけの会社もありますけどね。パンフレットはどこでももらい放題です♪

観光局のブースでは、名産品の試飲や試食、販売などをやってたりしますし、屋台のコーナーでは世界各地の料理を食べることができます。ブースの他に特設ステージもあって、ダンスや音楽なども観ることができます。CPにゆかりのある国のブースを回るのも楽しそうです!私はアイスランド航空のブースの前を「レキャヴィーック、レキャヴィーック、レキャヴィーック!」とつぶやきながら歩いているかもしれません(←キケン)

旅行好きな方ならいろいろ楽しめると思うので、三連休だけど予定ないわ~という方、いかがでしょうか。

※文章の中にCPネタ折り込みましたが、全部わかりましたか?(^^)

JATA旅博2013 

開催日 2013年9月14日(土)~15日(日)
場所  東京ビッグサイト東展示棟1・2・3・6ホール
入場料 ■当日券 大人:1,200円, 学生:600円
      ■前売券 大人:1,000円, 学生:500円

『時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ』、シーズン1をHuluで配信中。 [etc, etc.]

暑い日が続きますが、みなさんお元気でしょうか。ちょっと別ブログで遊んでいたため、久々の更新となりました。今日は最近はまっているドラマをご紹介します。

BBC製作の刑事ドラマ、『時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ』。時は2006年。マンチェスター警察の警部サム・タイラー(ジョン・シム)は捜査の最中に事故に会い、昏睡状態に陥る。目が覚めると、そこは1973年のマンチェスターだった-というタイムスリップもの。違う時代にいるのに、なぜか警察に刑事としての籍はある。しかし同僚はまったく知らない人間、しかも一癖も二癖もある奴ばかり。行きがかり上、やむなく仕事を始めるサムだが…

以上が簡単なあらすじですが、このブログに来てくださる皆様の中には、もうご覧になっている方もいらっしゃるかと思います。1970年代のやり方にとまどいながら、元の時代に戻れることを信じて精一杯事件に取り組むサム。その姿にすっかり心を奪われてしまいました。上司となるジーン・ハント警部(フィリップ・グレニスター)とのやり取りも見ごたえがあるし、事件そのものにもいろいろと考えさせられます。劇中に流れるデビッド・ボウイの曲「ライフ・オン・マーズ」を始め、1970年代の名曲がふんだんに使われているのも個人的にポイント高いです。とにかく面白くて、『シャーロック』以来のハマり方で作品を視聴しています。

実は昨年AXNミステリーで放送されたのですが、その時は「えー?刑事モノでタイムスリップ?なんて安易な…」と思い、スルーしてしまいました。とりあえずでも観ておけばよかった…自身の不明を恥じるばかりです。タイムスリップ、世代間の手法の違い等々、素材自体はありふれたものばかりですが、素晴らしい脚本に仕上がっています。「じゃーなんで今頃観てんのよ?」と聞かれたら、スピンオフ作品の『Ashes to Ashes/キケンな女刑事 ~バック・トゥ・80's~』のシーズン2にロジャー・アラムが出ているから、といういかにもな答えなのですが(笑)こちらについては、近々別エントリーで紹介しますね。

さて、『時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ』ですが、現在有料動画配信サイトのHuluでシーズン1を配信しています。第1話は会員登録しなくても無料視聴できます。まだご覧になっていない方は、ぜひお試しください。【8/12追記】会員登録すると、トライアルで2週間無料で視聴できます。2週間が過ぎると、月額980円でコンテンツ見放題となります。

Hulu 時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ 

ドラマ自体はシーズン2まであって、シーズン1・2ともに日本版DVDが発売されています(ただしAmazonでは中古のみ。以下のリンクをクリックすると、Amazonの商品紹介ページに飛びます)

時空刑事1973 ライフ・オン・マース DVD-BOX I


時空刑事1973 ライフ・オン・マース DVD-BOX II

スコットランドのスチュワード物語。-"The High Life"- [etc, etc.]

British Comedy Guide(英語)というイギリス・コメディの専門サイトにCPのページがあります(基本情報が過不足なく網羅されているのでお薦めです)。中身をチェックしていたところ、See Alsoというページの中で"The High Life"というスコットランドのシットコム(テレビドラマ)が紹介されていました。説明を読んでみると、放送は1995年、舞台はスコットランドの航空会社で、スチュワード2人とスチューワデス1人、機長1人が織りなす物語の様子。へー、CPの他にもこんなシットコムがあったんだー、CPが映像になったら雰囲気が似るのかな?と興味を引かれ、お世話になりまくりのYoutubeで映像を探したところ…オープニングはこんなでした:
The High Life (start)

ひいぃぃぃ、お腹がよじれる!(思わず拍手)いやー、CPのオープニングがこんなんで始まったら、ボーゼンとしてしまいますね…「MJNメンバーがやったら、マーティン一人だけコケる」に3000点。いやもう、UKの方々、どうしてこんなアイデア思いつくんですか…(←ほめてます)頭の中見せてほしい!(←これも一応ほめ言葉)

で、記念すべき第一話はこんなでした:
High Life EP 1 - Feart


これ、なんか、面白いわ~。CPとはテイストが違いますが、これはいいです。スチュワードのコンビが無敵な感じ。惜しむらくは、メインキャストの話す英語がスコットランド訛りなので、CPよりリスニングのハードルが高い…字幕つきのDVDがあったら取り寄せてみようかしら。

英語わからなくても、機内の様子(ギャリーやパイロット席)などがわかるので、CPの理解が深まると思います。ユニフォームはちょっとレトロですが。だまされたと思って、ぜひ一度ご覧ください。

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