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5/14. オックスフォード観光(2日目)。 [Trip to UK 2015]

オックスフォード2日目は朝から雨で、1日目とはうってかわって寒かったです。外に出る前にまずは食堂にて朝食。食堂と言ってもかなり広く、映画やドラマで見るような長テーブルが並んでおり、壁には大学ゆかりの人物たちの肖像画がかかっています。私が座ったのは一番奥のテーブルで、普段は偉い先生たちが座る席でした!そう思うと今頃緊張が(^^; 私は壁を背にする方の席だったので、食堂全体を見渡すことができました。壮観です。余談ですが、なんでもここは映画『ハリーポッター』に出てくる大食堂の第一候補だったそうですが、大学側が断ったため、クライスト・チャーチの食堂で撮影されることなったそうです。

キーブル・カレッジ食堂
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食事はビュッフェ形式とイングリッシュフルブレックファストから選べますが、両方ともものすごく充実していました。朝食代は宿泊費に含まれるので、お得感満載です。私はフルブレックファスト(ベーコンとソーセージ抜き)を頼み、ヨーグルトや果物をビュッフェからとりました。トーストは席まで運ばれてきます。食事はおいしかったです!カップやナプキンにはカレッジの紋章が入っています。

朝食後、Morning Prayer (朝の祈り)に参加するためにチャペルに向かいました。まっすぐチャペルに向かったのですが、なぜか他の人たちはチャペルではなく正反対の建物の前に集まっています。チャペルの入り口に来ると、もう聖歌隊の人たちがそろっているのですが、みなさんチャペルの外側にいました。ここでしばらく待っていればいいのかなと思っていたら、昨晩の夕の祈りを執行した女性の司祭が声をかけてくれました。そしてなんでも今日はキリスト教でも重要な日で、朝の祈りは屋上で行うので、見学するなら反対の建物の前で待つようにと教えてくれたのです。ふむふむ。ひょっとしてその説明は前日の夕の祈りで説明されていたわけですね、まー私ったらおばかさん...。でその司祭は、わざわざ私を反対側の建物まで連れて行ってくれました。ありがとうございます。

朝の祈り(屋上をよーくごらんください。聖歌隊の方々がいます)
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後で調べたところ、この日はキリスト教の祝祭日の1つにあたる昇天日 (Ascension Day)だったため、特別な礼拝が行われたようです。雨が降る中、聖歌隊は屋上で合唱を聞かせてくれました。かなり冷えていたため、さぞ寒かったと思いますが、その光景と歌声は感動的でした。

チェックアウト後、荷物を預けて再び街歩きにでかけました。今日の一番手は自然史博物館です。キーブル・カレッジから歩いてすぐ向かいのところにあります。それにしても寒かった!最高気温10度だったため、持ってた服を全部着込むはめになりました。

自然史博物館(主任モース、新米モース、ルイス警部ロケ地)
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ここの博物館はとても面白かったです。展示は哺乳類から昆虫まで多岐に渡り、剥製や標本の見せ方に大変工夫をこらしています(あまり見たくはなかったのですが、すごーく大きなゴキの模型もありました...)。一番驚いたのは、動物の剥製や石などで、触れられるものがたくさんあること。普通なら「触らないでください」という注意書きがあるはずですが、触れられるものには"Touch me"(触ってください)と書いてあるんです。それはもううれしくて、触れられるものにはどんどん触ってしまいました。以下に一部を写真でご紹介。

鹿の剥製。他の剥製と違って、毛がものすごく固い!
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石。何の石か忘れました。すみません。
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狐(Foxだ!)。受付のすぐ近くにいます。説明書きによると「引退してここで余生を送っている」とか...?
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モースやルイスで出てきた通路なども撮影しました。
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小学生くらいの子たちが課外学習?で来ていましたが、こんなに楽しい博物館を見学できるなんてうらやましい。

さて、次はオリオル・カレッジへ。ここは一般の見学はお断りとのことなので、写真だけ。

オリオル・カレッジ(ルイス警部ロケ地)
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次にルイス警部に出てきたシェリー・メモリアル(詩人パーシー・バッシー・シェリの記念像)を見たくてユニバーシティ・カレッジの前まで来たのですが、こちらも一般の見学は受け付けていない様子。あきらめて昼食をとることにしました。

昼食は地元の名所カバード・マーケット内のBrown's Cafeで取りました。後で知ったのですが、このお店は主任モースのロケ地(「有罪判決」)だったそうですね。写真撮っておけばよかった...!昼食はポモドーロとカモミール・ティー。カウンターで先に注文する方式なのですが、注文を受けてくれたお兄さん、とても感じがよかったです。食事を終えた後、マーケットの中を一通りめぐってみました。生鮮食料品から生活雑貨、インテリアまでいろんなお店が入っているので楽しいです。ここに入っているギャラリーにオックスフォードの風景を描いた素敵な風景画のプリントがあり、これはぜひお土産にしたい!と思いましたが、値段を見てあきらめました...。

カバード・マーケット内花屋(ルイス警部ロケ地・「痛みなき殺人」でルイスとハサウェイが犯人を追いかけるシーン)
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食事を終えた後、持参したipod touchでFacebookのJames Hathaway Appreciation Societyのページをチェックすると、ユニバーシティ・カレッジのポーターに「シェリー・メモリアルを見学したいんですが」と丁寧にお願いすると、中に入れてくれるという耳より情報をキャッチ!午後イチで再びユニバーシティ・カレッジに向かうことに。

ユニバーシティ・カレッジ(ルイス警部ロケ地)
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アドバイス通りにカレッジのポーターにお願いすると、快く了解してくれ、場所も丁寧に教えてくれました(私の聞き取りが悪くて、庭をうろうろしてしまいましたが)。写真撮影もOKとのこと。

シェリー・メモリアル(ルイス警部ロケ地・「芸術のいたずら」に登場)
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台の上の白色の像がシェリー。いやー、本物は美しかったです。写真ではとらえきれませんが、天井はドーム型になっており、淡い水色が映えてこちらも美しいです。その後、別のロケ地であるCafe Locoへ向かいました。

テムズ・バレー・セント警察署(St. Aldates Police Station)
(主任モースロケ地、Cafe Locoの斜め向かい)
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こちらが主任モースで撮影された警察署です。制作者サイドは、ルイス警部でも引き続き撮影したかったそうですが、警察側が「我々は虚構の存在ではないので、今後架空の設定での利用は認めない」と決定したそうです。この話は当時マスコミでも話題になったようで、以下の記事で確認できます。

Oxford Times - Lewis mystery solved 

クライスト・チャーチ・カレッジ
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映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地として有名なカレッジ。中は見学可能ですが、有料のため今回はパス(何せ9ポンド...)。庭と建物の写真だけ撮りました。

庭の一部
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Cafe Loco入り口(ルイス警部ロケ地)
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クライスト・チャーチの道路をはさんだ向かい側にあるカフェで、ルイス警部のロケ地になっています。ローレンス・フォックスがケヴィン・ウェイトリーの頬にキスしようとする写真が撮られたところでもあります。外側の写真を撮った後中に入り、スコーンと紅茶を頼みました。

スコーンと紅茶
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スコーン、ほんのり温かくて口の中に入れるとほろほろっと崩れる感じ。おいしかったです。天気が良かったらもう少し歩いてもよかったのだけど、雨がやむ気配がないので、店内で静かに過ごしました。

電車の時間を見計らってお店を出て、後ろ髪をひかれながら駅に向かいました。後半のハイライトももう終わりです。とても楽しかった!でも今回かなりの場所を回ったのに、まだ行けなかったところがあります。また次回があることを祈りつつ。

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