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5/13. オックスフォード観光(1日目)。 [Trip to UK 2015]

この日はロンドンのホテルに大きな荷物を預け、小さなバッグ1つでパディントン駅からオックスフォードに向かいました。前回訪れた時は新米刑事モースオンリーで観光したのですが、その後ルイス警部ファンになって興味の幅が広がったので、今回は1泊してじっくりオックスフォードを観光しよう!と思ったためです。

前回買った地図にロケ地を赤丸で書き込んでいったら、真っ赤っかになってしまったため(汗)、極力無駄な動きをはぶくようにしました。以下、前半は最寄駅からB&Bへとたどった順に写真を載せていきます。ちなみにオックスフォードの駅前は大規模な工事が進行中でした。再開発なのかな?この日は1日通じて快晴で、青空をバックにいい写真が撮れました。

注:主任警部モース=主任モース、新米刑事モース=新米モースと記載しました。またドラマのタイトルはルイス警部はAXNミステリーの邦題、新米モースはWOWOWの邦題を記載しました。

・アシュモレアン博物館(主任モース、ルイス警部ロケ地)
世界最初の大学博物館。多岐にわたるコレクションが魅力的です。特に陶磁器や食器(テーブルコレクション)の充実ぶりには目を見張りました。もっとじっくり見たかったな。ルイス警部では何度もロケ地になっています。
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・パオロ・ウッチェロ作「森の狩」(同博物館収蔵品)
ルイス警部「許されざる嘘」で事件解決のヒントとなった作品。他にもドラマに出てきた作品はありますが、きちんと確認できたのはこれだけ。
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・リージェントパーク・カレッジ
新米モース「家族の肖像」に登場したムーンライト・ルームズというクラブのロケ地。三日月の飾りがないと普通に大学の校舎です...。クラブにしようなんて誰のアイデアだったんでしょうね(笑)。
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・大学事務局(ウェリントン・スクエア)
ルイス警部ロケ地で、警察署として撮影されています。主任モースの頃は実在する警察署(後述)でロケしていたそうですが、ルイス警部では撮影許可が下りなかっため、他の場所を利用することになったようです。
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・Eagle and Child
主任モース、ルイス警部ロケ地となったパブ。
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・The White Horse
主任&新米モース、ルイス警部ロケ地となったパブ。
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中にはキャストの写真が飾られています(上:ルイス警部 下:新米モース)
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今回個人的に「新米モースに登場するサーズデイ警部補(ロジャー・アラム)が座っていたところに座る!」というミッションを課していたのですが、先客がいてずーっと動く気配がなく、結局あきらめました。うぬう。(ビール1杯で30分も粘るなよ!と、ジュース1杯で30分粘った私が心の中で毒づいたことはここだけの話...)

店内。この時はたまたまお客が少なめでした。とても雰囲気のいいパブです。私はアルコール飲めませんので、クランベリージュースを頼みました。
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・キーブル・カレッジ
新米モース「家族の肖像」ロケ地で、今回の宿泊場所です。カレッジでは、休暇中空きのある学生寮をB&Bとして貸し出しているところがあり、キーブルもその一つです。たまたま私の滞在時に空き部屋があったこと、私の大好きなエピソード「家族の肖像」のロケ地だったこともあり、B&Bを予約してみました。予約はすべてオンラインで可能です。

大学に到着したら、まずはポーターズ・ロッジ(受付)でチェックインし、鍵を受け取ります。鍵はかなり大きくしっかりした作りのもので、なんと3本もあります。中に入り、まずは建物に入る時に1本使用。自分の部屋のある階まで階段でのぼり、廊下に続くドアのところでまた1本使用。最後に自分の部屋のドアを開けるのに1本使用。厳重です。外出するときは自分で持ち歩かなくてはいけないので、ちょっとどきどきでした。

カレッジの建物。チャペルもあります。オックスフォードでは唯一レンガ造りのカレッジだそうです。色合いがとても気に入りました。庭も美しいです。芝生が目に痛いほど。「家族の肖像」は季節が冬で、雪がかなり降っていたので、ドラマの風景とは似ても似つかないのですが。
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部屋に備え付けのお茶セット。コーヒー、紅茶、ハーブティー、ホットチョコレート(これはうれしい!)、そしてビスケット。ロンドンの中級ホテルよりも内容が充実していました。
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部屋は一人で泊まるにはかなり広く、設備も充実しており(テレビはないが無料Wifiとバスセットあり)、大満足です。中庭に面した部屋とそうでない部屋があり、前者の方が後者より10ポンド程度高いのですが、景色が素晴らしいので、予算があえば中庭の部屋をお勧めします。

荷物を置いて外を軽く散策しましたが、まだ明るい...!その日は、敷地内の礼拝堂で18時からEvensongs(夕の祈り)があるというので参加することに。夕の祈りとは、その名の通り夕刻に行われるキリスト教のお祈りの時間です。正直言いますと細かい作法などは門外漢なのですが、その場で式次第が印刷されたプリントをもらえるので、それを見ながら見よう見まねで参加しました。中は撮影しませんでしたが、大変荘厳で、歴史を感じさせる建物でした。この日は水曜日で、夕の祈りでは聖歌隊も参加。合唱は素晴らしかったです。教会って、音がよく響くように設計されているんですね。聖歌隊の人数は15人ほどなのに、何十人もの人が歌っているかのように聞こえました。すっかりモースの世界に入り込んだ気分でした。

夕の祈りが終わった後もまだまだ明るい!ので、部屋で一休みした後、気になっていたライブイベントOxford Puntに行くことに。このイベントは、市内のライブハウス4か所で同時に開催される新人ミュージシャンのショーケースイベント。行く途中で観光スポットを通り過ぎたので、そこで撮った写真を一気にご紹介します。空は晴やかに澄み渡り、最高の天気でした。

ラドクリフ・カメラ
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溜息橋
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ニュー・カレッジ・レーン
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ケンタッキーで食事をすませた後、Oxford Puntの会場の一つへ向かい、お目当てのバンドを待ちました。

Oxford Puntのチラシ
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ライブハウス・The Cellars
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聞いたのは1つだけですが、なかなかよかったです。こういうイベントから、世界に羽ばたくアーティストが出現したりして。演奏が終わるころには、あたりはすっかり暗くなっていました。夜のオックスフォードもおつかなと思い、カレッジに戻る途中で1枚パチリ。

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ぶらぶらと夜のオックスフォードを歩きながらカレッジに戻り、1日目が終了したのでした。

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