アーサー。-登場人物紹介4-

今回はスチュワードのアーサーです。主要人物では最後の紹介となります。キャロリンの息子で、仕事中でもキャロリンのことを"Mom"と呼んじゃう29歳男子（！）（S1Eｐ２時点）。元々パイロット希望だったのですが、夢は叶わず、スチュワードになりました。仕事熱心だけどかなりドジ、でもいつも陽気で彼が会話に入るとぱぁっと場が明るくなります。天然おばかキャラなので、話がかみ合わないことも多々ありますが…難しい話は苦手みたい。なぜ鉄の塊が空を飛ぶのか、いつも不思議に思っているようです（笑）。

口癖は"Brilliant!"マーティンのことを"Skipper"または"Skip"（機長という意味）と呼び、マーティン＆ダグラスに呼びかけるときは"Hi Chaps!"（Chap=男性という意味）と言います。ちなみに、ブログのタイトル"Hi Skipper!"はアーサーのセリフからとりました。アーサー役で脚本も書いているジョンに敬意を表して…

アーサー役のジョン・フィネモアは脚本家兼俳優さん。主にBBCラジオ4のコメディ番組で活躍しています。キャビン・プレッシャーが面白いので、機会があれば他の番組も聴いてみたいなー。"Forget What Did"（英語）というブログをやっていて、近況を知ることができます。もちろんキャビン・プレッシャーネタもありますよ！

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ダグラス。-登場人物紹介3-

今回は副操縦士のダグラスです。前職はAir Englandの機長でしたが、密輸で職を追われたらしく、その後MJN Airへ。魅力的で貫禄があるため、誰もがみな彼を機長だと思ってしまいます。実は本人もそうありたいようで、適度にボスっぷりを発揮。しょっちゅうマーティンをからかっては楽しんでいますが、彼がピンチのときは助けます。たまにはずすけれど、いい意味でも悪い意味でも知恵が働くので、私は勝手にちょいワル親父と呼んで
います（笑）困ったときのMighty Sky God。頼りになるのです。

S1では妻帯者（奥さんの名前：ヘレナ（Helena)ですが、S3では離婚したことが判明しています。離婚暦3回、子供は娘さんが一人いるようです。S4Ep2時点で57歳。ピアノと料理が得意で、料理はかなりの腕前のようです。

ダグラス役のロジャー・アラムは英国では有名な舞台俳優さんで、イギリス演劇界で最も権威があると言われているローレンスオリビエ演劇賞を2度受賞しているそうです。『レ・ミゼラブル』や『ヘンリー4世』に出演。最近の映画出演作ですと、『マーガレット・サッチャー　鉄の女の涙』。TVドラマですと『Endeavour（エンデバー）』（モース警部のスピンオフ作品）、ベネディクト主演で話題の「パレーズ・エンド」にも出演しています。実は私、ロジャーさんの声にもかなりハマってしまって、もう大変です。この渋〜いバリトンボイスは一体なんなの〜！これで歌を歌われた日にはもう…とりあえず「エンデバー」、Amazon UKで注文してしまいました（苦笑）

（9/1追記：「ヘンリー三世」→「ヘンリー4世」に修正しました。記憶を頼って書いたら思いっきり間違えました…（汗）ロジャー、読者の皆様、すみません。

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マーティン。-登場人物紹介2-

さて、今回はキャプテン・マーティン・クリーフ。MJN Airの機長です。年は30代前半、あまり経験がなさそうですが、なぜかすでに機長。しかし見た目では誰もそう思ってくれません。そこでいつも「僕が機長です！」と訴えます。（ああ…マーティン(涙））規則にはうるさいけれど、時には守らないことも。暇なときはダグラスと言葉遊びに興じますが、ダグラスが上手なのか、負けることが多いです。

彼がパイロットを目指しているとき、両親も、先生も、航空会社の人も、試験官さえも無理だと言いました。でも、何度も試験を受けて、ついに合格しました。毎回いろんな目にあいながら、パイロットとしての誇りを胸に、彼は今日も空を飛ぶのです。しかし、キャロリンとの契約で、パイロットとしての報酬はなし。副業（お金を稼げるという意味では、こっちの方が本業かも、、、）で、亡くなった父親が残してくれたバンを使って荷物運びの仕事をしています。事業者名はIcarus Removals。この名前もダグラスにからかわれています…。Wokinghamの出身で、家族は母ウェンディ、男兄弟サイモン、女兄弟ケイトリン（S4Ep4で登場）。

マーティン役のベネディクト・カンバーバッチは、BBCドラマ「Sherlock（シャーロック）」で大ブレイクの俳優さん。映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍しています。「シャーロック」その他ではかなり低めの声なのですが、「キャビン・プレッシャー」では高めの声です。ドラマの中で歌を歌うこともあり、見事な美声を披露してくれます。私は機内アナウンスのシーン（Bing Bong!）も大好き。声が素晴らしすぎていつも鼻血がでそうです…MJNに乗って機内アナウンスを聞きたい！

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キャロリン -登場人物紹介1-

さて、登場人物の紹介ですが、実はどの順番にしようか迷いました…でも自分では決められない（苦笑）そこで、BBC Radio 4の番組紹介ページの順番に習うことにします。今回はキャロリンです。前の記事で書いたとおり、小さなチャーター機の
オーナーでMJN AirのCEO。離婚した時に元旦那のゴードンから受け取った飛行機（GERTI）で、MJN Airを運営しています。スチュワードのアーサーは息子。ルースという女兄弟がいます（S2Ep1で登場）。

元スチュワーデスで年齢は63歳(S2Ep1時点）。かなりパワフルな女性ですね。自分で売り込んで仕事をとってきたりします。クルーが何か文句を言っても"Shut up!"の一言で却下。彼女の"Shut up!"の言い方は、"Shut up"ってこういう風に言うんだーと私に気づかせてくれました（自分が言う機会はそうはないでしょうか）。S3に入ってパイロットのハーク（Herc）と出会い、デートするようになります。二人の関係はどうなるのでしょう…？

キャロリン役のステファニー・コールは、イギリスのテレビ・ラジオ・映画等で幅広く活躍されている女優さんのようですね。特に実年齢よりかなり年上の役を演じることで有名とか。よく通る高い声が印象的です。

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あらまし。

それではキャビン・プレッシャーのあらましをご紹介しましょう。このシットコム（シチュエーションコメディ）の舞台は、とても小さなチャーター機。主な登場人物はパイロット2人、スチュワード、チャーター機のオーナー。彼らはいろいろなものを世界中に運び、いろいろな人たちに出会います…以下、簡単に登場人物をご紹介。

・Carolyn Knapp-Shappey （以後キャロリン）(STEPHANIE COLE/ステファニー・コール)：
航空会社MJN AirのCEOで、チャーター機のオーナー。元夫と離婚した際に1台のチャーター機（GERTI）を譲り受け、MJN Airを設立。仕事に厳しく、常にビシビシとクルーたちに指示をだす。
・Captain Martin Crieff（以後マーティン）　(BENEDICT CUMBERBATCH/ベネディクト・カンバーバッチ)：MJN Airの機長。年齢は30代前半。6歳の頃からパイロットに憧れていて、それ以前は飛行機になることに憧れていた。念願叶ってパイロットになったが、機長にしては若いため、なかなか周囲にそう思ってもらえない。口癖は"I am a CAPTAIN!"
・First Officer Douglas Richardson（以後ダグラス） (ROGER ALLAM/ロジャー・アラム) ：副操縦士。マーティンより20歳年上。Air Englandで長年機長をしていたが、密輸をして退職。不本意ながらMJN Airで副操縦士となるが、常に機長に間違われる。マーティンをからかうのが大好き。

・Arthur Shappey（以後アーサー） (JOHN FINNEMORE/ジョン・フィネモア)：キャロリンの息子で、スチュワード。マーティン同様パイロットに憧れていたが、残念ながらなれず。キャロリンの勧めでスチュワードになる。かなり抜けているが、仕事熱心。いつも陽気なムードメーカー。
こんなところでしょうか。
次回から登場人物を1人ずつ掘り下げてみます。
（8/24追記：登場人物の表記等に手を入れました）