5/15. V&A Archives にて『Mrs. Warren's Profession』鑑賞。 [Trip to UK 2015]
当初この日に映画『A Royal Night Out』を鑑賞予定でしたが、あれこれ変更になったため、この日はV&A Archivesでビデオ鑑賞をすることに。V&AとはVictoria and Albertの略で、主にロンドンにあるヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のことを指します。V&Aは芸術とデザインが専門で、博物館自体も大変楽しいのですが、今回私が行ったのはオリンピアにある分室です。V&Aは舞台映像をある程度アーカイブとして保存しており、事前に申し込んでおくとビデオやDVDを無料で鑑賞することができるのです。方法はここでは詳しく書きませんが、ネット上に詳しく書かれているページがありますので、気になる方は探してみてださい。
さてその分室ですが。なんとスパイ映画『裏切りのサーカス』でサーカス本部として撮影された建物でした!とても大きくて、風格のある建物です。スマイリーやギラムがその辺歩いてるんじゃないか?と思うと楽しい~。
V&A 分室
受付で本登録をして利用者カードを受け取り、紙でできたリストバンドを手首に巻いてもらいます。
利用者カードとリストバンド
今回私が予約したのはローレンス・フォックス出演の『Mrs. Warren's Profession』(バーナード・ショー作『ウォレン夫人の職業』)、ロジャー・アラム主演の『The Importance of Being Earnest』(オスカー・ワイルド作『まじめが肝心』)です。
まずは『Mrs. Warren's Proffesion』を鑑賞。ローレンスの役は牧師の息子フランク。Wikiによると「ハンサムなプレイボーイだが能無し」とのこと(笑)。2002年の舞台なので、ローレンスが若い、可愛い!身なりはきちんとしているのに、前髪が乱れまくっているとかたまりませんです。終始高めの声でしゃべっているので、Cabin Pressureでマーティンを演じるベネディクトを思い出しました。一応原作を事前に日本語で読んでいったので、何とか筋を追うことはできましたが、後半シリアスな展開になってからは私の英語力では少し難しかったです。今後の課題ですね。なおこの舞台でウォレン夫人の娘ヴィヴィを演じているのはレベッカ・ホールです。
ネット上で舞台初日のアフターパーティの写真を見つけましたので、埋め込んでおきます。
パパさんと一緒
演出家・共演者と共に
共演のレベッカ・ホールと
続いて『The Importance of Being Earnest』鑑賞。いやー面白かった!原作読んだ時はふーんて感じだったのに、映像観たら大笑いでした。役者さんてすごいですね。特にアーネスト役のロジャーさんが最高。若い、細い、かっこいい、セリフ回しも面白い。アーネストのプロポーズ場面には胸を撃ち抜かれました(≧∇≦)いやぁ、いいもの観たなぁ。この作品、映画では『アーネスト式プロポーズ』というタイトルでコリン・ファースとルパート・エヴェレットが共演しているんですね。これもぜひ観なくては。
V&AやNational Theatreのアーカイブスはどんな作品でも置いてあるわけではありませんが、カタログを見て自分の好きな俳優さんが出ている作品があれば一見の価値はあると思います。
さてイギリス旅行記、本編はこれが最後となります。いろいろ詰め込んだせいか、注意力散漫から起きた失敗も少なからずありましたが、おおむね楽しい旅行となりました。旅行中ツイートを寄せてくださった方や記事をずっと読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。またの機会があることを祈りつつ。
さてその分室ですが。なんとスパイ映画『裏切りのサーカス』でサーカス本部として撮影された建物でした!とても大きくて、風格のある建物です。スマイリーやギラムがその辺歩いてるんじゃないか?と思うと楽しい~。
V&A 分室
受付で本登録をして利用者カードを受け取り、紙でできたリストバンドを手首に巻いてもらいます。
利用者カードとリストバンド
今回私が予約したのはローレンス・フォックス出演の『Mrs. Warren's Profession』(バーナード・ショー作『ウォレン夫人の職業』)、ロジャー・アラム主演の『The Importance of Being Earnest』(オスカー・ワイルド作『まじめが肝心』)です。
まずは『Mrs. Warren's Proffesion』を鑑賞。ローレンスの役は牧師の息子フランク。Wikiによると「ハンサムなプレイボーイだが能無し」とのこと(笑)。2002年の舞台なので、ローレンスが若い、可愛い!身なりはきちんとしているのに、前髪が乱れまくっているとかたまりませんです。終始高めの声でしゃべっているので、Cabin Pressureでマーティンを演じるベネディクトを思い出しました。一応原作を事前に日本語で読んでいったので、何とか筋を追うことはできましたが、後半シリアスな展開になってからは私の英語力では少し難しかったです。今後の課題ですね。なおこの舞台でウォレン夫人の娘ヴィヴィを演じているのはレベッカ・ホールです。
ネット上で舞台初日のアフターパーティの写真を見つけましたので、埋め込んでおきます。
パパさんと一緒
演出家・共演者と共に
共演のレベッカ・ホールと
続いて『The Importance of Being Earnest』鑑賞。いやー面白かった!原作読んだ時はふーんて感じだったのに、映像観たら大笑いでした。役者さんてすごいですね。特にアーネスト役のロジャーさんが最高。若い、細い、かっこいい、セリフ回しも面白い。アーネストのプロポーズ場面には胸を撃ち抜かれました(≧∇≦)いやぁ、いいもの観たなぁ。この作品、映画では『アーネスト式プロポーズ』というタイトルでコリン・ファースとルパート・エヴェレットが共演しているんですね。これもぜひ観なくては。
V&AやNational Theatreのアーカイブスはどんな作品でも置いてあるわけではありませんが、カタログを見て自分の好きな俳優さんが出ている作品があれば一見の価値はあると思います。
さてイギリス旅行記、本編はこれが最後となります。いろいろ詰め込んだせいか、注意力散漫から起きた失敗も少なからずありましたが、おおむね楽しい旅行となりました。旅行中ツイートを寄せてくださった方や記事をずっと読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。またの機会があることを祈りつつ。
2015-09-06 19:01
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コメント(8)
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riekさん
きゃーーー、ロジャーさんのアーネスト! きゃーーー、何て羨ましい!!!
>特にアーネスト役のロジャーさんが最高。若い、細い、かっこいい、セリフ回しも面白い。
だ、だめだ、うっかり想像しただけで失神しそう。気を鎮めるためにも『アーネスト式プロポーズ』だけでも観てみようかなあ。でも、近所のTSUTAYAレベルじゃ置いてないかも……ふーーーーーーー。
by hedgehog (2015-09-06 20:23)
2002年の写真、かわゆいですね~~♪ 眼福ですわ。
若くて細くてかっこいいロジャーさん、拝見したいです!
声って歳を取り難いから若い頃と変わらないでしょうか?
「真面目が肝心」、ルパートとコリンのバージョン見ました。
演出もお洒落だし、アナカンのロケ地が使われていたり二人の歌があったりと楽しいです。
アンナ・マッセイにエドワード・フォックスも出演していますよ。
私はルパートの声、イントネーションが好きなんです。
(ワイルドの「理想の結婚」、ゴーリング卿の伊達男ぶりが素敵です。)
イギリスの俳優さんはアクターズ・スクールで勉強をしているので声の出し方が良いですね。
「裏切りのサーカス」のレイコン次官役のサイモン・マックバーニーの声も好きです!
この映画ではトム・ハーディーに胸キュンだったのですが、Webで見たタトゥーの写真がちょっとね。
好きな俳優さんが沢山居らして、観たいのが増えてて困ります。(>_<)
by mymy (2015-09-07 21:49)
こんにちは。
連日の鬱陶しい天気と秋バテ(?)で思うようにやりたい事が捗りません(何時もの事か?)。 お礼を書かせて頂くのが遅れました。
V&A分室がTTSSで使われた建物って初めて知りました。 オックスフォードだったんですね。 感慨深いですねぇ。
ギラム好きだったんですよ。 それとスマイリーも好きで(やっぱりオヤジ好み) DVDとCATVで何度も何度も観ていたのですが、久し振りで又見たくなりました(笑)。
2002年の写真、それと前髪みだれまくり、堪りませんですね。
可愛い いたずらっこみたいで 若いな~!
今回色々紹介して頂き、今まで単なる情報だけ見ていた時とは違い、実際にその場を訪れた方ならではの旅行記を拝見し 現地がより身近に感じる事が出来ました。
有難うございました。
それにしても羨ましいな~!
by Ocicat (2015-09-08 12:12)
riekさん
なんと!あの建物は「サーカス」だったのですか!!!
どうりで私も感動してその威厳に恐れ入ったはずです。
あの建物そのものもアーカイヴに入れなくてはならない作品ですよね。
若くて細いロジャーさんのプロポーズ?!
そそそれは死ぬまでに見なくてはいけないもののひとつです・・・。
どうしてそういうものがアーカイヴで閉鎖的な公開しかされてないのか、ま、されているだけいいですけども、もったいない話です。
by しましま (2015-09-08 17:37)
*hedgehogさん
もうもうhedgehogさんがお隣にいてくださったら、この感動を分かち合うことができたのに...!ぜひロンドンへ行かれる機会があったら、お見逃しのないよう。「アーネスト式プロポーズ」、私は楽天レンタルで何かと抱き合わせて借りようかしらん。
by riek (2015-09-12 14:16)
*mymyさん
2002年の写真、こんなのがあるとは思わなかったので見つけた時はやったぁと思いました。FBのグループの方で指摘があったのですが、Mrs. Warrenを演じているのは、『ヴェラ~信念の女警部』でヴェラ役を演じているブレンダ・ブレシンだったんですよ。ヴェラは番宣で観るだけなので、全然気づきませんでした。こちらもお若い!
『アーネスト式プロポーズ』、ご覧になっているんですね。タイトルが原文とも日本語訳とも違っているので、事前に調べた時はまったく引っかからなかったんです(汗)。お話聞いていると楽しそうなので、近く必ず観ようと思います。
声は本当にいい人が多いですね。サイモン・マックバーニーはノーマークだったので、今度チェックします。『裏切りのサーカス』も出演者豪華でした。私はベネディクト目当てだったのですが、トム・ハーディもよかったです。あのタトゥーは撮影の時隠すのかなり大変らしいですよ。
by riek (2015-09-12 14:26)
*Ocicatさん
あ、全然気にしないでください。こうやって来ていただけるだけでもうれしいです。V&Aの分室、場所はロンドンです。わかりにくくてすみません。サーカス本部の話はネットかツイッターで拾ったんだと思いますが、ありがたい限りです。ふふ、ギラムとスマイリーですか。渋いですね。そういう私もギラムが一番ですが。
2002年、若くて可愛いでしょう?他にも出演作ないのかと思っちゃいますね。ロンドンだけでも十分楽しいですので、機会があればぜひ。
by riek (2015-09-12 14:34)
*しましまさん
えええ、しましまさんがご存知なかったとは!そちらの方がびっくりです。本当に素晴らしい建物でした。歴史ありそうな建物ですから、何かに指定されたりしてないんですかね?
ロジャーさんのプロポーズシーンはもうねぇ、その場でYes!と言うしかないほど素晴らしかったですよ~。基本アーカイブは調査研究のためだと思うので、趣旨を考えれば仕方がないですが、時々上映会でもやってくれないものかと思います。
by riek (2015-09-12 14:40)