『Endeavour/新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』、「Case 7 亡霊の夜想曲」感想。-中編- [Roger Allam (TV)]
少し間が空いてしまいましたが『Endeavour/新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』、「Case 7 亡霊の夜想曲」感想の中編です。完全にネタバレしてますので、OKの方のみ(続きを読む)からどうぞ。例によってシーンは時々飛んでいます。ご了承ください。みなさまのコメント大歓迎です。よろしくお願いします。
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飛びます
・家でオックスフォード・ジャーナルの古い記事を読むモース。そこにはシュライブ・ヒル・ハウスで起きた殺人事件の記事が載っていた。この事件では乳児を含めて5人が死んでいる。当主はサミュエル・グレイズ・ハミルトン。長女で11歳のシャーロットだけがなぜか生き残ったが、証言を引き出すことはできなかった。
・再び女学校の寮。夜中にバンティーがいなくなっている。他の女生徒二人が探しにいくと、どこかからショパンのノクターン(1番・変ロ短調)を弾くピアノが聞こえる。1人が白い服に身をまとった少女の後ろ姿を見つけ、悲鳴を上げる。ホラー。どこまでもホラー。
・サーズデイを迎えにきたモース。サーズデイ、なんとまだ支度中です。ネクタイ締めてます(*^^*)。そしてモースは自分の家のように入り込んでいますね。ああうらやましい。モースは100年前の事件と今回の女学校の事件の場所が同じなので、二つの事件は関連があるとサーズデイに言いますが、サーズデイは「暗いぞ!」と言ってとりあってくれません。でも結果的にはあってるんですけどね。
・ロンドンの紋章院にやってきたモースとサーズデイ。紋章官のロビン・バルストロードに話を聞く。バイスはアメリカ人から人探しの依頼(戦争でなくなった息子の子供)を受けていたことがわかる。
・署に戻り、ブライトから女学校の寮で生徒の一人バンティ・グロソップが失踪したと聞いたモース。サーズデイと共に寮に向かう。そこで州警察のチャーチ警部補、ブルース巡査部長と再会する。ホイットニー署で軽作業をしていた時に世話になったという。しかしチャーチは皮肉っぽい言葉をモースに投げかける。あちらでもそりが合わなかったようですね。やはりモースの面倒を見られるのはサーズデイくらいしかいないのか。。。
ちょっと飛びます
・校長に昔の事件のことを聞くモース。夜になると血まみれのシャーロットが、歩き回ってふらふらしてるバカな女の子を探している、という言い伝えは伝わっていると言う。
・生徒の寝室でダンディーに話を聞くモース。シンディの持ち物にシュライブ・ヒル・ハウスの殺人についての本があるのを見つけ、ポケットに入れる。え?あれあれ、無断で持っていくのはいけないんじゃないですか、モース刑事巡査?
・立ち入り禁止になっている上の階に入っていくモース。普段使われていないので、あちこちボロボロである。ある一つの部屋に入っていくと、中はホコリだらけでひどいものだった。中にブレイズ・ハミルトンの肖像画が置いてある。部屋をでて廊下を行くと、白い服に身を包み、血の着いたパターを手にもった少女の姿を見つけるモース。足を出した次の瞬間、床が抜けて下の階に落ちてしまう。なんと、前エピに続いて痛そうです・・・実はモースをいじめぬくシリーズでしょうか?さすがにかわいそうでちょっと見ていられません。
・再び上の階を調べるモースたち。一方には白い服を着ているが顔のない少女の肖像画があった。チャーチは肖像画を見間違えたのではないかと言うが、モースは見たのは小さな女の子だったという。「顔はなかったんじゃないか」というチャーチに「モースが見たと言ってるんだから見たんだ」というサーズデイ。おお。モースを信じているところを見せますね。このこの。
・家に帰って傷の手当をしようとするモースのところにモニカが来る。モースの様子を見て手伝うモニカに、「食事つきあってくれる?」というモース。モニカはあっさりOK。
・バイスの持ち物で盗まれたとされる懐中時計の手がかりがでたので、今夜張り込みにいくかとモースに声をかけるジェイクス。相変わらず嫌味っぽい口調ですが、「逮捕に参加しないのか」と言うあたり、今までとはちょっとだけ違う感じがします。人間関係がいろいろと変わってきているようですね。
飛びます
・夜になり、ブレイズ・ハミルトン事件の本を書いたフィットゾウエンに会うモースとサーズデイ。この水曜日であの事件から100年だと言う。フィットゾウエンは二人に幻灯機で昔のフィルムを見せる。次々に映し出させる当時の写真。被害者の遺体も写っています。こういう写真は愛好家の間で取引されているそうな。おおこわ。
この事件は最初は州警察が手がけていたが、後にロンドン警視庁から来た二人の刑事(ラングレー警部補)が捜査することになった。容疑者としてアイルランド出身の密猟者ジョゼフ・オコーネルが浮かぶ。管理人のベンジャミン・ピックストックとその息子ロバートが、オコーネルはハミルトンに恨みがあり、復讐すると言っていたと証言。オコーネルは裁判にかかる前に自死、フィットゾウエンは生き残ったシャーロットがやったのではないかと思っている。殺した凶器はクロケットのマレット。シャーロットの写真はすべて顔が消されている。事件の後、ハミルトンはシャーロットを永遠にサナトリウムに入れてしまった。その後彼女は一人で死んでしまったと言う。何とも悲しくやりきれない話です。
後編に続きます。
WOWOW 『新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』
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飛びます
・家でオックスフォード・ジャーナルの古い記事を読むモース。そこにはシュライブ・ヒル・ハウスで起きた殺人事件の記事が載っていた。この事件では乳児を含めて5人が死んでいる。当主はサミュエル・グレイズ・ハミルトン。長女で11歳のシャーロットだけがなぜか生き残ったが、証言を引き出すことはできなかった。
・再び女学校の寮。夜中にバンティーがいなくなっている。他の女生徒二人が探しにいくと、どこかからショパンのノクターン(1番・変ロ短調)を弾くピアノが聞こえる。1人が白い服に身をまとった少女の後ろ姿を見つけ、悲鳴を上げる。ホラー。どこまでもホラー。
・サーズデイを迎えにきたモース。サーズデイ、なんとまだ支度中です。ネクタイ締めてます(*^^*)。そしてモースは自分の家のように入り込んでいますね。ああうらやましい。モースは100年前の事件と今回の女学校の事件の場所が同じなので、二つの事件は関連があるとサーズデイに言いますが、サーズデイは「暗いぞ!」と言ってとりあってくれません。でも結果的にはあってるんですけどね。
・ロンドンの紋章院にやってきたモースとサーズデイ。紋章官のロビン・バルストロードに話を聞く。バイスはアメリカ人から人探しの依頼(戦争でなくなった息子の子供)を受けていたことがわかる。
・署に戻り、ブライトから女学校の寮で生徒の一人バンティ・グロソップが失踪したと聞いたモース。サーズデイと共に寮に向かう。そこで州警察のチャーチ警部補、ブルース巡査部長と再会する。ホイットニー署で軽作業をしていた時に世話になったという。しかしチャーチは皮肉っぽい言葉をモースに投げかける。あちらでもそりが合わなかったようですね。やはりモースの面倒を見られるのはサーズデイくらいしかいないのか。。。
ちょっと飛びます
・校長に昔の事件のことを聞くモース。夜になると血まみれのシャーロットが、歩き回ってふらふらしてるバカな女の子を探している、という言い伝えは伝わっていると言う。
・生徒の寝室でダンディーに話を聞くモース。シンディの持ち物にシュライブ・ヒル・ハウスの殺人についての本があるのを見つけ、ポケットに入れる。え?あれあれ、無断で持っていくのはいけないんじゃないですか、モース刑事巡査?
・立ち入り禁止になっている上の階に入っていくモース。普段使われていないので、あちこちボロボロである。ある一つの部屋に入っていくと、中はホコリだらけでひどいものだった。中にブレイズ・ハミルトンの肖像画が置いてある。部屋をでて廊下を行くと、白い服に身を包み、血の着いたパターを手にもった少女の姿を見つけるモース。足を出した次の瞬間、床が抜けて下の階に落ちてしまう。なんと、前エピに続いて痛そうです・・・実はモースをいじめぬくシリーズでしょうか?さすがにかわいそうでちょっと見ていられません。
・再び上の階を調べるモースたち。一方には白い服を着ているが顔のない少女の肖像画があった。チャーチは肖像画を見間違えたのではないかと言うが、モースは見たのは小さな女の子だったという。「顔はなかったんじゃないか」というチャーチに「モースが見たと言ってるんだから見たんだ」というサーズデイ。おお。モースを信じているところを見せますね。このこの。
・家に帰って傷の手当をしようとするモースのところにモニカが来る。モースの様子を見て手伝うモニカに、「食事つきあってくれる?」というモース。モニカはあっさりOK。
・バイスの持ち物で盗まれたとされる懐中時計の手がかりがでたので、今夜張り込みにいくかとモースに声をかけるジェイクス。相変わらず嫌味っぽい口調ですが、「逮捕に参加しないのか」と言うあたり、今までとはちょっとだけ違う感じがします。人間関係がいろいろと変わってきているようですね。
飛びます
・夜になり、ブレイズ・ハミルトン事件の本を書いたフィットゾウエンに会うモースとサーズデイ。この水曜日であの事件から100年だと言う。フィットゾウエンは二人に幻灯機で昔のフィルムを見せる。次々に映し出させる当時の写真。被害者の遺体も写っています。こういう写真は愛好家の間で取引されているそうな。おおこわ。
この事件は最初は州警察が手がけていたが、後にロンドン警視庁から来た二人の刑事(ラングレー警部補)が捜査することになった。容疑者としてアイルランド出身の密猟者ジョゼフ・オコーネルが浮かぶ。管理人のベンジャミン・ピックストックとその息子ロバートが、オコーネルはハミルトンに恨みがあり、復讐すると言っていたと証言。オコーネルは裁判にかかる前に自死、フィットゾウエンは生き残ったシャーロットがやったのではないかと思っている。殺した凶器はクロケットのマレット。シャーロットの写真はすべて顔が消されている。事件の後、ハミルトンはシャーロットを永遠にサナトリウムに入れてしまった。その後彼女は一人で死んでしまったと言う。何とも悲しくやりきれない話です。
後編に続きます。
WOWOW 『新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』
2014-11-23 12:36
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コメント(2)
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riekさん
>サーズデイ、なんとまだ支度中です。
第2シリーズのモースは、サーズデイ宅にがんがん侵入してますよね。玄関とか居間ならまだしも、ネクタイを締めているってことは寝室じゃないの、と思ったのですが……ああ、うらやましい、あやかりたい。
>やはりモースの面倒を見られるのはサーズデイくらいしかいないのか。。。
モースって、どこに行っても嫌われてますよね。有能だし悪い人ではないけれど、いかんせんあまりにマイペースで恩知らずなKYだもんなあ。ほんと、サーズデイ刑事ってエラい。頭が下がります。
by hedgehog (2014-11-24 15:18)
*hedgehogさん
そうですね。仕事の送り迎え以外でも、しょっちゅうご飯ご馳走になってたりして...うむぅ。あやかりたいです、ホント。
今のところモースにつきあえてたのはサーズデイとルイスだけですが、その他には誰かいたんでしょうか。あ、一応後々偉くなるストレンジがいるか。まぁ、オックスフォード・ボーイの影はどうしてもつきまとうので、それが輪をかけているのもあるんでしょうけどね。
by riek (2014-11-24 22:45)