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『Endeavour』S1 Review&USで放送決定。 [Roger Allam (TV)]

記事に入る前にお知らせです。

1.先日から延々とロンドン旅行の記事をアップしていますが、オックスフォードの記事を中心に若干写真を追加したので、お急ぎでなければちょこっとスクロールして、ご覧いただければと思います。
2.一応カテゴリー分けとして「ロンドン旅行カテゴリー」を作ろうかとも思っているのですが、記事をそのカテゴリーに全部入れるほうがいいか、今のまま「ロジャーさんカテゴリー」「シャーロックカテゴリー」に分けたほうがいいか、迷っています。こっちの方が見やすいよ、というご意見があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。参考にさせていただきます。
3.ロジャーさんカテゴリーを細分化してみました。もし何かご意見あれば、それもコメント欄でお知らせください。よろしくお願いします。

さて、本題です。推理ドラマ『Endeavour』、5月初旬に第1シリーズの本放送が終了し、めでたくDVD&サントラCDも発売となりました。そこで、メディアのレビューなどをまとめて紹介します。【6/2追記】Guardian紙のレビューへのリンクと、ロジャーさん絶賛コメント(記事より抜粋)を追加しました。

Ep1 "Girl"

ラジオタイムズの記事。プロデューサーのダン・マカロックが第1話の見所を語っています。
「プロデューサー・ダン・マカロックが語る-新シリーズ最初の事件でモースが得たものは」
この記事は各エピソード毎に書かれているのですが、本編を観る前に読んでおくと理解が深まると思います。

Endeavour: exclusive guide to episode one - Girl Producer Dan McCulloch tells us what young Morse can expect from the opening case of the new series

以下、新聞系のレビューです。

Independent「Endeavour、そして旧き良き時代の心地よさ」  

Telegraph Endeavour, ITV, Review
以下記事からの引用:
"Allam, armed with that mellifluous voice of his, was the episode's secret weapon"
「アラムは、その甘やかな声を武器にして、エピソードの秘密兵器となった」

Metro 「Endeavourは、刑事物というジャンルにおいて、すでに古典の雰囲気を漂わせている」
Endeavour feels like a classic addition to the detective genre

Ep2 "Fugue"

ラジオタイムズの記事。プロデューサーのダン・マカロックが第2話の見所を語っています。
「プロデューサー・ダン・マカロックが語る-これは一刻を争う、連続殺人犯のドラマである」

Endeavour: exclusive guide to episode two - Fugue "it's a race-against-time serial killer film," says producer Dan McCulloch

以下、メディア系のレビューです。

Inside Media Track Endeavour’ episode 2: ‘Fugue’ Review
以下記事からの引用:
"Roger Allam as Morse’s immediate superior, DI Thursday is a real scene stealer."
「ロジャー・アラム演ずるサーズデイ警部は、モースに一番近い上司であるが、明らかに人気をさらっている。」

Review-Guardian Rewind TV: Endeavour; The Ice Cream Girls; The Secret Life of Rockpools ? review

以下記事からの引用(最初の一段落を使ってまるまるロジャーさんを絶賛):
"Roger Allam is perfectly suited and booted to play DI Fred Thursday, boss and mentor to the young, not yet inspector, Morse in Endeavour, ITV's prequel to the classic detective series. It's as if he were never destined to play anything else."
「ITVの伝統ある刑事ドラマ、『モース警部』の過去物語となる『Endeavour』。モースがまだ警部になる前の話である。ロジャー・アラムは、若きモースの上司でよき理解者でもあるサーズデイ警部を演じているが、完全な当たり役だ。彼はあたかも、この役を演じるために生まれたのではと思わせるほどである。」

Ep3 "Rocket"
ラジオタイムズの記事。プロデューサーのダン・マカロックが第3話の見所を語っています。
「プロデューサー・ダン・マカロックが語る-なぜモースがMad Menと出会ったか」

Endeavour: exclusive guide to episode three - Rocket Producer Dan McCulloch on why this latest instalment is a case of Morse meets Mad Men

以下、メディア系のレビューです。

Huff Post: 「ショーン・エヴァンスは*'The Hour’のヒーローのようだ、犯罪とタバコの本数をのぞけば」[riek注:*BBC製作のドラマ]
'Endeavour Episode 3 Rocket' TV Review - Shaun Evans Like 'The Hour's Hero, But With Crime And Fewer Cigarettes

Inside Media Track ‘Endeavour’ episode 3: ‘Rocket’ Review

Ep4 "Home"

ラジオタイムズの記事。プロデューサーのダン・マカロックが第4話の見所を語っています。
「プロデューサー・ダン・マカロックが語る-サーズデイが背負う影がオックスフォードを覆い、脅しをかける-私たちのヒーローを打ちのめすために」

Endeavour: exclusive guide to episode four - Home" The shadow of Thursday’s past rises over Oxford and threatens to destroy everything for our heroes," says producer Dan McCulloch

以下、メディア系のレビューです。

Inside Media Track ‘Endeavour’ Series 1, Episode 4: ‘Home’ Review

Telegragh Endeavour, episode four, ITV, review

一通り観ましたが、全体としては水準以上の出来で、期待を裏切らなかったと言えます。元々昨年放送された単発のドラマが『モース警部』25周年記念として製作されたもので、その流れを引き継いだシリーズでした。そのためか、モース&サーズデイ警部とその周辺の設定や脚本の組み立てなどは、推理ドラマのセオリーに習って手堅くまとめた感があり、ある程度安心して観る事ができました。製作サイドとしては絶対にコケられない、視聴率もある程度は期待したい、という希望があったのではないかと推察します。すべての回で平均視聴率が20%超えたそうなので、ホッとしていることでしょう。私もホッとしています。もし今回のシリーズが好評で、もう1シリーズくらい作るとしたら、少し定石をはずしてくれるとさらに楽しめるかな、と個人的には思いました。

後、サーズデイ警部役として、ロジャーさんに白羽の矢を立ててくれた製作サイドに感謝です。私が言うのもおこがましいのですが、この作品は彼の代表作の一つになるのではないでしょうか。人物造形も、たたずまいも、セリフ回しも、完璧です。渋くてかっこいいサーズデイ警部を、もっと観たい、ああ、もっともっと観たい!もちろんショーン演ずるモースも観たいです。

各話については、追って感想記事をあげていく予定です。

さてもう一つ、このシリーズ1、アメリカでの放送が決定しました。7月7日-7月28日の間、毎週日曜日にPBSで放送されるそうです。詳しいスケジュールは下記の公式サイトでご確認ください。

PBS-Masterpiece-Programs-Endeavour

この勢いでぜひ日本へも!五輪は招致しなくてもいいから。(あっ、言っちゃった!(爆))
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コメント 6

まゆみ

Yay!! 遂にアメリカでも放送ですね。待ってました!
こういうタイプのドラマは、イギリスのお国芸だと思います。いやが上にも機体値が上がります。パイロット版のあのトーン、本当に好きでした。放映前に、riekさんのオックスフォード・リポートでもう1回予習して観ますね。

ところで、以前のコメント欄に、サイモン・ペグのことが触れられていましたが、もし彼の才能にご興味があれば、お薦めは『Hot Fuzz』です。 彼は『Shaun of the Dead』で一挙に名が知られるようになったのですが、『Hot Fuzz』、おもろしろいですよ。脚本も監督Edgar Wrightと書いています。マーティン・フリーマンも友情出演のように出ています。この夏、同じ監督と似たようなキャストで『The World's End』が公開されるので、首を長くして待っているところです。
by まゆみ (2013-05-31 08:17) 

hedgehog

「Endeavour」のアメリカでの放送決定、羨ましい〜。日本でも、日本語字幕付きで見られればいいのに。

>五輪は招致しなくてもいいから。

もちろん、激しく同意ですともw

それから、まゆみさんもおすすめのサイモン・ペグですけど、『Hot Fuzz』、私も好きです。サイモン・ペグ&エドガー・ライトの作品なら、テレビのコメディ「Spaced」も大好物。勿論、新作『The World's End』も首を長くして待ってますけど、現時点では日本公開がまだ決まっていないようで、不安だ……。
by hedgehog (2013-06-01 09:43) 

nyajara

nyajaraです。こんにちは♪

サイモン・ペグに密かに惹かれ始めてているのは私です(爆)。"Hot Fuzz"おすすめありがとうございます♪

ロジャーさん項目の細分化、これからも進んでいきそうですね。
『ロジャーさん(ご近所)』、『ロジャーさん(行きつけパブ)』とか・・・

"Endeavour"のレビューも集めていただいて、ありがとうございます。2回目以降~じっくり鑑賞の時に一緒に読みます♪
by nyajara (2013-06-01 23:12) 

riek

*まゆみさん

アメリカでの放送、本当におめでとうございます♪放送が早くてうらやましいです。『Endeavour』のあのトーンは、オックスフォードで撮影したら自ずとああなるんだな、ということが現地に行って初めてわかりました。街全体があのトーンなんですよ。今回のシリーズで、いくつか色が印象に残ったシーンがあるのですが、差し色にも細やかな気配りがなされていたことにも気がつきました。早くDVDを見直したいと思います。

サイモン・ペグのお勧め、ありがとうございます。今いろいろと手一杯な状態なのですが、「見たいものリスト」に入れておきますね(実はGyao!で無料放送している『魔術師マーリン』を見ていたら、こんな時間になってしまいました…)『The World’s End』、日本公開されたらぜひ観にいきたいです。
by riek (2013-06-02 01:23) 

riek

*hedgehogさん

本当に、早く日本語字幕で観たいですよね。でも、先日友人から聞いた話なのですが、最近の若い人は字幕が苦手らしく、以前は1行13文字だった文字数を10文字にしたり、字幕ではなく吹替を増やしたりしているそうです。英国の俳優さんは声がよい人が多いので、できる限り字幕で観たいと思いますが、そのうち「ぜひ字幕で!」とリクエストしないとだめになったりして…そうならないことを願いたいです。

hedgehogさんもお勧めありがとうございます。最近英国ドラマ専門チャンネルが欲しいとつくづく思う次第です。
by riek (2013-06-02 01:34) 

riek

*nyajaraさん

こんにちは♪ロジャーさんの項目の細分化…とりあえずその他カテは作らないとですね。

>『ロジャーさん(ご近所)』、『ロジャーさん(行きつけパブ)』とか・・・

ああ~作りたいけど、そこまでしたら本当に手が回らない(爆)

レビューまとめたのは、自分の覚書も兼ねているのですが、お役にたてればうれしいです。あっ、まだもう一つありました、後で追加しますね。ロジャー絶賛コメントがある記事には注釈もつけておきます。(「シリーズの秘密兵器」とか書かれているものもあるんですよー♪)
by riek (2013-06-02 01:41) 

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