John Finnemoreのブログ翻訳。-Cabin Pressure FAQ- [Cabin Pressure(総合)]
しばらくロジャーさん祭りが続きますが、たまにはCPネタも…と思い、少しがんばってみました。ジョン・フィネモアのブログにCPの質問をまとめたエントリーがあるので、それを翻訳しました。時期は、シリーズ3とシリーズ4の間です。元の文章はこちら→Forget What Did - Cabin Pressure FAQ
誤訳の指摘、ご意見、ご感想等はコメント欄までお願いします。(少しだけネタバレあり)
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やあ。最近キャビン・プレッシャーについての質問をいくつか受けたから、思いつく限りの答えをここにのせようと思うんだ、そうすれば1箇所に答えをまとめることができるからね。もし、あなたが今これを読んでいるなら、僕があなたの質問を引用して答えたからといって、どうか僕のことを失礼なやつだと思わないでほしい。こうした方が、きちんと回答できるんだよ。
Q)キャビン・プレッシャーのシリーズ4の予定はありますか?
A)あるよー。イエーイ!
Q)キャストは同じ?
A)そのつもりだよ。僕たちもキャストもそれを望んでいるからね。後は日程だけ。日程と言えば…
Q)放送はいつ頃?
A)まだわからない。
Q)わからないってどういうこと?早く脚本書いてくださいよ、のんびりやさん!
A)いいとこつくね。確かに僕は脚本書くのが遅い、でも問題はそこじゃないんだ。みんな引く手あまたの優れた俳優たち(プラス僕ね)だから、不運なことに、レコーディングのスケジュールを合わせるのが本当に大変なんだよ。でも今いろいろ調整中だから、最低でもレコーディングは目指している。今年中に放送できるといいんだけど。
Q)ああ、でもその話、The Future(?)で読みましたよ!それから何か変化がありましたか?
A)何かわかったらすぐにブログに載せるし、ツイートもするつもり。それをしてないってことは、今はこれ以上の情報はないってことだ。
Q)今月って聞いたんだけど!本当なの?
A)違ーう。それはないよ。基本的に、僕かプロデューサーのデヴィッド・タイラーから聞いたのでなければ、それは事実じゃない。
Q)わかりました。やるのは確かだけど、いつかはわからないんですね。じゃあ、他の質問にしましょう。こんなのどうですか:私、イエローカーは子供の時からやってるんです!あなたが発明したんじゃないですよ!
A)あー…うん、わかってるよ。シャレードも、モノポリーも、僕の発明じゃない。だから?
Q)別に…気をつけてください。それだけです。
A)OK。気をつけるね。
Q)で、イエローカーですけど、ポイントはいくつつくんですか、もし…
A)さえぎって申し訳ないけど、その質問にはアーサー・シャッピー氏がすでにここで答えているよ。
Q)いえ、そうじゃなくて、彼は私の質問に答えていないんです。もし車が-
A)答えてるって。今までにたくさん質問受けたけど、「黄色い車を見たら、『黄色い車』って言う」っていうフレーズが答えになってない質問は聞いたことがない。
Q)なんでそんなにいらいらしてるんですか?
A)何でだろう。ごめんね。次の質問には普通に答えるね。
Q)いいでしょう。ところで、マーティンの給料はどうなってるんですか?Qikの最後では解決してませんが、シリーズ3の中で彼が給料をもらっているように聞こえることがあるし、彼がそうじゃないって言ってたりすることもあるんですが。
A)なんて素晴らしい質問なんだ!そう、君は正しいよ。何がって言うと、Qikにはこの状況を少しでも変えるべく、キャロリンとマーティンが相談するシーンがあったんだ。でも、放送時にはカットされてしまったので、ルールに基づくと、「それはなかったこと」になる。だからマーティンは未だにパイロットとしての給料はもらってなくて、荷物運びで生計をたてている。でもそんなに彼がかわいそうだと思わないで - 確かにいつもカツカツだけど、でも救いようがないほど貧乏なわけじゃない。彼は自分が常にやりたかった仕事をしているんだしね。僕たちのうち、どれだけの人間がそう言えると思う?(あー、まぁ、僕はそう言えるけど。でも単にラッキーだっただけ)
Q)どこでキャビンプレシャーを/聞けますか/ダウンロードできますか/買えますか/読めますか。
A)方法はいろいろいあるよ。アマゾンなら、新たに発売された最初の3シリーズのCDが買える。アマゾンやポズィティブ・プロダクションのオンライン・ストアなら、ダウンロード購入も可能だ。Youtubeにもアップロードされている。トランスクリプトも誰かがネットにあげてくれてるから、「Cabin Pressure transcripts」で検索すれば探せるよ。僕がお金をもらえるのは最初の2つだけど、個人的には後の2つでも全然かまわない。(BBCはいい顔しないと思うけど)
Q)キャビンプレッシャーのキャラクターを使ったアイデアがあります/キャラクターを使って脚本を書きました/キャラクターを使って話を書きました。1)かまいませんか?2)読んでくれますか?
A)1)かまわないよ、とても光栄だ!2)申し訳ないけど、読まない。まず、もしそれを気に入ったとしても(もちろん気に入ると思うよ、君は才能があるからね、僕への質問でわかるんだ)、それを使うことはないだろう、なぜなら僕はエゴイストで、自分1人で書くのが楽しいんだ。それに、楽しむためだけに読むこともできない。万一僕のアイデアとかぶったりしたら、君は僕がアイデアを盗んだと感じるかもしれないからね。君個人がそれを気にしないとしても、僕は「自分で書いていないキャビン・プレッシャーの話を読んだことがない」って言う方が楽なんだ、そうすれば類似点があってもそれは偶然だって、って言えるからね。(それに、キャラクターたちがいろんな関係になっているっていうのは聞いていて、僕にはそれを想像する準備ができてないと思う)
Q)フィトンってどこにあるんですか?
A)フィトンは架空の場所だ(ブリストルのフィルトンとは関係ない)。でも、イギリスのどこかにあって、シリーズの中では場所について少ししか触れられていないけど、そこから10マイル~20マイルの場所にあると言える。なんで知ってるかっていうと、才能あるインターネット探偵たちが、調べて僕に結果を教えてくれたんだ。しかもそれが正解だった。
Q)どうしてダグラスはいつもマーティンにいじわるなんですか?
A)基本的な答えは3つある。1つ目は、マーティンは機長だけど、ダグラスは自分こそ機長にふさわしいと思っているので、別の方法で自分の方が立場が上だということを示す必要があるから。2つ目は、これはシットコムなので、いつもみんなが仲良しだと、話が退屈になるから。3つ目は…正直言って、彼はそこまで意地悪じゃないと思うよ。彼はマーティンをやりこめるのと同じくらい、マーティンのことを助けているし、仕掛けるのはたいていマーティンの方だからね(Abu Dhabi、Qik)
Q)次の公開収録のチケットを手に入れることができますか?(いつかはわからないのはわかってます、あなたがそう言ってましたから)
A)できるよ!確約はできないけど!じゃ、これもつけたそう:「多分」大丈夫だよ!チケットは無料で、BBC onlineから誰でも申し込める。「確約はできない」っていうのは、申し込んだからと言って、自動的にチケットを確保できるわけじゃないという意味だ。抽選に参加できるっていうだけ。それに、BBCはよく収容人数以上のチケットを配ることがあるから(そうしないでほしいけど、それはまた別の話)、チケットを確保しても、当日会場に行ったら「満員なので入れない」と言われて追い返される可能性もある。そんなことは起きて欲しくないんだけど、もしそうなったら僕にはどうすることもできない。だから、「多分」て付け加えておくね。
Q)マーティンのセリフで、同じセリフが2つのエピソードに出てきますね。わざとなんでしょうか?
A)違うんだ。そのセリフは、最初のエピソードを編集するときカットした部分だと思ったから、他のエピソードで使ったんだけど、後で違うってわかったんだ。だから今は両方のエピソードに入っているよね、ほんと困っちゃうよ。がるる。
Q)キャビン・プレッシャーはいつ終るんですか?
A)終るときがきたら終る。
Q)わざとあいまいで思わせぶりにしてるんですか?
A)そうなんだ。ごめんよ。
今思いつく質問は以上だ。もし他にあれば、コメント欄に書き込んでね、またやるかもしれないから。
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【riekのコメント】いちいち質問に答えるジョン、本当にまじめですね。ジョンのブログで興味深いのは、初めてシットコムを聞いて、マーティンがかわいそうとかダグラスが意地悪だというリスナーに対して、「これがシットコムなんだよ」とシットコムの基本を繰り返し繰り返し語っているところ。シットコムへの深い愛を感じます。でもこれだけ繰り返し書くっていうことは、そういう意見が多いってことなんでしょうねぇ。
誤訳の指摘、ご意見、ご感想等はコメント欄までお願いします。(少しだけネタバレあり)
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やあ。最近キャビン・プレッシャーについての質問をいくつか受けたから、思いつく限りの答えをここにのせようと思うんだ、そうすれば1箇所に答えをまとめることができるからね。もし、あなたが今これを読んでいるなら、僕があなたの質問を引用して答えたからといって、どうか僕のことを失礼なやつだと思わないでほしい。こうした方が、きちんと回答できるんだよ。
Q)キャビン・プレッシャーのシリーズ4の予定はありますか?
A)あるよー。イエーイ!
Q)キャストは同じ?
A)そのつもりだよ。僕たちもキャストもそれを望んでいるからね。後は日程だけ。日程と言えば…
Q)放送はいつ頃?
A)まだわからない。
Q)わからないってどういうこと?早く脚本書いてくださいよ、のんびりやさん!
A)いいとこつくね。確かに僕は脚本書くのが遅い、でも問題はそこじゃないんだ。みんな引く手あまたの優れた俳優たち(プラス僕ね)だから、不運なことに、レコーディングのスケジュールを合わせるのが本当に大変なんだよ。でも今いろいろ調整中だから、最低でもレコーディングは目指している。今年中に放送できるといいんだけど。
Q)ああ、でもその話、The Future(?)で読みましたよ!それから何か変化がありましたか?
A)何かわかったらすぐにブログに載せるし、ツイートもするつもり。それをしてないってことは、今はこれ以上の情報はないってことだ。
Q)今月って聞いたんだけど!本当なの?
A)違ーう。それはないよ。基本的に、僕かプロデューサーのデヴィッド・タイラーから聞いたのでなければ、それは事実じゃない。
Q)わかりました。やるのは確かだけど、いつかはわからないんですね。じゃあ、他の質問にしましょう。こんなのどうですか:私、イエローカーは子供の時からやってるんです!あなたが発明したんじゃないですよ!
A)あー…うん、わかってるよ。シャレードも、モノポリーも、僕の発明じゃない。だから?
Q)別に…気をつけてください。それだけです。
A)OK。気をつけるね。
Q)で、イエローカーですけど、ポイントはいくつつくんですか、もし…
A)さえぎって申し訳ないけど、その質問にはアーサー・シャッピー氏がすでにここで答えているよ。
Q)いえ、そうじゃなくて、彼は私の質問に答えていないんです。もし車が-
A)答えてるって。今までにたくさん質問受けたけど、「黄色い車を見たら、『黄色い車』って言う」っていうフレーズが答えになってない質問は聞いたことがない。
Q)なんでそんなにいらいらしてるんですか?
A)何でだろう。ごめんね。次の質問には普通に答えるね。
Q)いいでしょう。ところで、マーティンの給料はどうなってるんですか?Qikの最後では解決してませんが、シリーズ3の中で彼が給料をもらっているように聞こえることがあるし、彼がそうじゃないって言ってたりすることもあるんですが。
A)なんて素晴らしい質問なんだ!そう、君は正しいよ。何がって言うと、Qikにはこの状況を少しでも変えるべく、キャロリンとマーティンが相談するシーンがあったんだ。でも、放送時にはカットされてしまったので、ルールに基づくと、「それはなかったこと」になる。だからマーティンは未だにパイロットとしての給料はもらってなくて、荷物運びで生計をたてている。でもそんなに彼がかわいそうだと思わないで - 確かにいつもカツカツだけど、でも救いようがないほど貧乏なわけじゃない。彼は自分が常にやりたかった仕事をしているんだしね。僕たちのうち、どれだけの人間がそう言えると思う?(あー、まぁ、僕はそう言えるけど。でも単にラッキーだっただけ)
Q)どこでキャビンプレシャーを/聞けますか/ダウンロードできますか/買えますか/読めますか。
A)方法はいろいろいあるよ。アマゾンなら、新たに発売された最初の3シリーズのCDが買える。アマゾンやポズィティブ・プロダクションのオンライン・ストアなら、ダウンロード購入も可能だ。Youtubeにもアップロードされている。トランスクリプトも誰かがネットにあげてくれてるから、「Cabin Pressure transcripts」で検索すれば探せるよ。僕がお金をもらえるのは最初の2つだけど、個人的には後の2つでも全然かまわない。(BBCはいい顔しないと思うけど)
Q)キャビンプレッシャーのキャラクターを使ったアイデアがあります/キャラクターを使って脚本を書きました/キャラクターを使って話を書きました。1)かまいませんか?2)読んでくれますか?
A)1)かまわないよ、とても光栄だ!2)申し訳ないけど、読まない。まず、もしそれを気に入ったとしても(もちろん気に入ると思うよ、君は才能があるからね、僕への質問でわかるんだ)、それを使うことはないだろう、なぜなら僕はエゴイストで、自分1人で書くのが楽しいんだ。それに、楽しむためだけに読むこともできない。万一僕のアイデアとかぶったりしたら、君は僕がアイデアを盗んだと感じるかもしれないからね。君個人がそれを気にしないとしても、僕は「自分で書いていないキャビン・プレッシャーの話を読んだことがない」って言う方が楽なんだ、そうすれば類似点があってもそれは偶然だって、って言えるからね。(それに、キャラクターたちがいろんな関係になっているっていうのは聞いていて、僕にはそれを想像する準備ができてないと思う)
Q)フィトンってどこにあるんですか?
A)フィトンは架空の場所だ(ブリストルのフィルトンとは関係ない)。でも、イギリスのどこかにあって、シリーズの中では場所について少ししか触れられていないけど、そこから10マイル~20マイルの場所にあると言える。なんで知ってるかっていうと、才能あるインターネット探偵たちが、調べて僕に結果を教えてくれたんだ。しかもそれが正解だった。
Q)どうしてダグラスはいつもマーティンにいじわるなんですか?
A)基本的な答えは3つある。1つ目は、マーティンは機長だけど、ダグラスは自分こそ機長にふさわしいと思っているので、別の方法で自分の方が立場が上だということを示す必要があるから。2つ目は、これはシットコムなので、いつもみんなが仲良しだと、話が退屈になるから。3つ目は…正直言って、彼はそこまで意地悪じゃないと思うよ。彼はマーティンをやりこめるのと同じくらい、マーティンのことを助けているし、仕掛けるのはたいていマーティンの方だからね(Abu Dhabi、Qik)
Q)次の公開収録のチケットを手に入れることができますか?(いつかはわからないのはわかってます、あなたがそう言ってましたから)
A)できるよ!確約はできないけど!じゃ、これもつけたそう:「多分」大丈夫だよ!チケットは無料で、BBC onlineから誰でも申し込める。「確約はできない」っていうのは、申し込んだからと言って、自動的にチケットを確保できるわけじゃないという意味だ。抽選に参加できるっていうだけ。それに、BBCはよく収容人数以上のチケットを配ることがあるから(そうしないでほしいけど、それはまた別の話)、チケットを確保しても、当日会場に行ったら「満員なので入れない」と言われて追い返される可能性もある。そんなことは起きて欲しくないんだけど、もしそうなったら僕にはどうすることもできない。だから、「多分」て付け加えておくね。
Q)マーティンのセリフで、同じセリフが2つのエピソードに出てきますね。わざとなんでしょうか?
A)違うんだ。そのセリフは、最初のエピソードを編集するときカットした部分だと思ったから、他のエピソードで使ったんだけど、後で違うってわかったんだ。だから今は両方のエピソードに入っているよね、ほんと困っちゃうよ。がるる。
Q)キャビン・プレッシャーはいつ終るんですか?
A)終るときがきたら終る。
Q)わざとあいまいで思わせぶりにしてるんですか?
A)そうなんだ。ごめんよ。
今思いつく質問は以上だ。もし他にあれば、コメント欄に書き込んでね、またやるかもしれないから。
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【riekのコメント】いちいち質問に答えるジョン、本当にまじめですね。ジョンのブログで興味深いのは、初めてシットコムを聞いて、マーティンがかわいそうとかダグラスが意地悪だというリスナーに対して、「これがシットコムなんだよ」とシットコムの基本を繰り返し繰り返し語っているところ。シットコムへの深い愛を感じます。でもこれだけ繰り返し書くっていうことは、そういう意見が多いってことなんでしょうねぇ。
2013-04-09 22:26
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コメント(2)
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nyajaraです。こんばんは♪
ブログの翻訳ありがとうございます。Johnって本当に答え方もボケ方(ごまかし方?)もきめ細かいですよね。そして最後は上手く彼のシットコム理論で説明しきっているのはさすがです。
ダグラスはマーティンに意地悪してるのではなくて、ダグラスがSky Godだからああなるんですよね!(^_^)
by nyajara (2013-04-12 21:29)
*nyajaraさん
こんにちは♪ジョンのブログは本当に面白すぎて、読み始めると止まらないです。この受け答えを読んでも、頭の回転が速くて記憶力がいいことがよくわかります。そして、そう、シットコム理論で押し切る!これ重要ですね(笑)
ああ、まさにそのとおりです!>ダグラス=Sky God 私もそういう風に変換するようにしよう。。。
by riek (2013-04-13 17:09)