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Brians of Britain. -S1E1 Abu Dahbiより- [Cabin Pressure (Series1)]

今回から内容を取り上げていこうと思うのですが、全文訳してコメントつけて、というのは無理そう…。そこで、1つのエピソードから、気になるトピックを抜き出すことにしました。翻訳文については、試行錯誤しながら書いていますので、忌憚ないご意見をコメント欄にいただけるととても助かります。どうぞよろしくお願いします。

では今日は、S1Ep1、Abu Dahbiから。機内放送が終わったところで、早速マーティンとダグラスが言葉遊びを始めます。(以下M=マーティン D=ダグラス A=アーサー)
M:Blessed. ブレスド。
D: Ah, yes, of course. May. ああ、ごもっとも。メイ。
M: Hmm.Yep. Cant. ふむ。カント。
A: Here we are gents. Coffee with nothing in it, tea with everything
in it. Great cabin address, Douglas. I love cargo flights. お待たせ。コーヒーブラックに、紅茶の砂糖ミルク入り。ダグラス、機内アナウンスとってもよかったよ。だから貨物便て好きなんだ。
D: Thank you, Arther. ありがとう、アーサー。
M: Ooh, Eno. あー、イーノ。
D: Ooh-Eno?  アーイーノ?
M: Ooh, Eno. あー、イーノって言ったんだ。
D: Ah,yes. Sewell. あー、了解。セーウェル。
A: What are you playing? 何のゲーム?
M: Brians of Britain. イギリスのブライアン。
(以下略)

というわけで、Brians of Britain です。最初聞いたときは、何だかさっぱりわからなくて、なぞなぞかと思いました。特に"Ooh, Eno."のくだり。数週間考えた後、「んーEnoがどうしてもわからない…何かの呪文?後はBrian Enoしか思いつかないんだけど…」と思った瞬間、ひらめきました。"Ohhhh!"(マーティン口調でどうぞ)Brian Enoでいいんじゃない!ちなみにブライアン・イーノはイギリス人のアーティストです。Youtubeで探したら、こんな素敵なタイトルの曲を発見しました。

Brian Eno - Music for Airports


ちなみに、Brian May(ブライアン・メイ)は超有名ロックバンド・クイーンのギタリストです。バッキンガム宮殿の上で、女王陛下のためにGod Save The Queenを演奏できちゃう人。

Brian May - 'God Save The Queen' on the roof of Buckingham Palace (Golden Jubilee 2002)

要するに、Brianという名前のイギリスの有名人を挙げるゲームなわけです。CantじゃなくてEpstain(エプスタイン/ザ・ビートルズのマネージャー)とかJones(ジョーンズ/ザ・ローリングストーンズの元メンバー)だったら、もう少し早くわかったかもしれません。

もう一つ、最初のマーティンのセリフ、"Blessed."最初は人の名前だと思わなかったし、 私の耳には何回聞いても"Bless it"に聞こえるので、こんがらがっていました。でもスクリプトを起こしているサイトを見ると"Blessed."だったので、Brian Blessedで検索したら、なんとイギリス人の俳優さんでこの名前の人がいるんですねー。出だしからこれでは先が思いやられる…(苦笑)が、がんばります。
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まゆみ

こんにちは。今日、偶然にあなたのサイトを発見しました。
私は、ニューヨーク在住のCabin Pressureファンです。地下鉄の中でヘッドフォーンを使って聴く事が多いのですが、あまりのおかしさに笑いを抑えることができず、周囲の乗客からは変な人と思われているのは確実です。
大好きなエピソードは、Qiqiqtarjuaq、Rotterdam、Johannesburgですが、どのエピソードも本当によくできてますよね。シーズンが進むにつれ、レベルも上がっているように思います。
1月9日のシーズン4が楽しみです。
by まゆみ (2013-01-06 04:44) 

まゆみ

先程のコメントを訂正します。
Johannesburgも良いですが、何度も聴いてしまうのはSt. Petersburgでした!
by まゆみ (2013-01-06 04:56) 

riek

>まゆみさん
はじめまして、こんにちは!NYからありがとうございます。私も通勤時に地下鉄でよく聴いているので、お気持ちわかりますよ。うっかり吹き出して、しまった!となることも度々です。ジョンの脚本、本当によくできていますよね。30分でいくつもエピソード詰め込んで、ちゃんと最後にオチがつくのがすごいと思います。

私の好きなエピソードは、Douz、Rotterdam、Molokaiです。St.Petersbergもよいですね。キャロリンがMJNを手放すことにならなくてホッとしました。シーズン4、もうすぐですね。指折り数えてカウントダウンしています。コメント、本当にありがとうございました(^^)またのお越しをお待ちしております。
by riek (2013-01-08 00:14) 

Kelly

はじめまして!
Sherlockでベネディクトのアクセントのファンになって、Cabin Pressure のS4を聞いたらすっかりCPのファンになってしまった者です。
先日、CDを購入してS1から聞いているのですが、のっけからワケがわからず…(ワケわかってないのは冒頭だけじゃありませんが)
ゲームなのはわかっていたのですが、Transcriptで、Brians of Britainというゲームと言うことを知り、検索したらなんと日本語の解説が…(゚o゚;;
ありがたいことです!(T_T)
今更ですが、アブダビの冒頭のゲームの意味がお陰様でやっとわかりました…そ、そういうことだったのか…
ありがとうございました〜!!!
by Kelly (2013-03-07 18:45) 

riek

*Kellyさん

はじめまして、ようこそようこそです!私もまったく同じパターンでCPにはまってしまい、なぜかこんなことを始めてしまいました(汗)でもお役にたてたようで何よりです。

Brians of Britainは、最初本当にわからなくて、検索しても引っかかるのはBrains of Britainというクイズ番組のタイトルとかで、ひょっとしてこれに引っ掛けてるのかな…と思ったりしてました。謎が解けたらなーんだ、って感じですが、普通の日本人にはわかりませんよね。一回聞いただけで笑えるイギリス人がうらやましいです。

今はS4の方の更新で手一杯で、ちょっと止まっているのですが、今後もエピソードにでてくるゲームやカルチャーを取り上げていきますので、よかったらまた遊びにいらしてくださいね。コメント、本当にありがとうございました!
by riek (2013-03-07 22:51) 

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