『Foyle's War/刑事フォイル』、現在NHKのBSプレミアムで放送中&第7話・第8話「レーダー基地」にロジャー・アラム出演。 [Roger Allam (TV)]
第2次世界大戦中のイギリスを舞台にしたミステリードラマ『Foyle's War/刑事フォイル』。なんと現在NHKのBSプレミアムでレギュラー放送中でございます。ネットの感想などを読むと大変評判もよく、AXNミステリーで初放送時から観ていた私もうれしい限りです。以下の番組紹介ページです。今後の放送予定はこちらでご確認ください。
NHK BSプレミアム 海外ドラマ 刑事フォイル
"戦争の時代にも殺人は起きる..." 主人公フォイルのいぶし銀の魅力が光る
戦争×謎解き×人間愛 心を揺さぶる刑事ドラマ!(以上上記ページより引用)
以下の文章は過去記事にも書きましたが、まったく今も同意見なので一部加筆修正の上引用します。
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主演のマイケル・キッチン、月並みですが渋かっこいいです。『孤高の刑事 ジョージ・ジェントリー』のジェントリーや『新米刑事モース』のサーズデイ警部補はこの系譜かと思われます。
(中略)キャラクターの造詣も脚本も素晴らしく、完成度の高さは私が観てきた数ある刑事ドラマの中でもトップクラスと言えましょう。メインはもちろん、本筋に絡まないエピソードや脇役の存在も無駄がなく、戦時下で露わになる人間の悲しい性とそれに立ち向かうフォイルの心意気に胸を打たれます。
第7話・第8話の「レーダー基地」にはロジャー・アラムがAlastair Graeme役(レーダー基地のお偉いさん)で出演、他にアントン・レッサーが美術商のAustin Carmichael 役(『新米刑事モース』でブライト警視正役)で出演。まだ放送予定はでていませんが、恐らく第13話・第14話となる「作戦演習」には『ルイス警部』でハサウェイを演じるケンブリッジ君、じゃなかった、ローレンス・フォックスが出演します!やたー!!どちらも見ごたえありますので、ご覧になれる方はぜひぜひお見逃しのないよう。
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NHK BSプレミアム 海外ドラマ 刑事フォイル
"戦争の時代にも殺人は起きる..." 主人公フォイルのいぶし銀の魅力が光る
戦争×謎解き×人間愛 心を揺さぶる刑事ドラマ!(以上上記ページより引用)
以下の文章は過去記事にも書きましたが、まったく今も同意見なので一部加筆修正の上引用します。
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主演のマイケル・キッチン、月並みですが渋かっこいいです。『孤高の刑事 ジョージ・ジェントリー』のジェントリーや『新米刑事モース』のサーズデイ警部補はこの系譜かと思われます。
(中略)キャラクターの造詣も脚本も素晴らしく、完成度の高さは私が観てきた数ある刑事ドラマの中でもトップクラスと言えましょう。メインはもちろん、本筋に絡まないエピソードや脇役の存在も無駄がなく、戦時下で露わになる人間の悲しい性とそれに立ち向かうフォイルの心意気に胸を打たれます。
第7話・第8話の「レーダー基地」にはロジャー・アラムがAlastair Graeme役(レーダー基地のお偉いさん)で出演、他にアントン・レッサーが美術商のAustin Carmichael 役(『新米刑事モース』でブライト警視正役)で出演。まだ放送予定はでていませんが、恐らく第13話・第14話となる「作戦演習」には『ルイス警部』でハサウェイを演じるケンブリッジ君、じゃなかった、ローレンス・フォックスが出演します!やたー!!どちらも見ごたえありますので、ご覧になれる方はぜひぜひお見逃しのないよう。
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ロジャー・アラム、舞台等出演情報。 [Roger Allam (Play)]
気が付いたらロジャーさんの活動予定がいろいろ発表されていますので、記事にします。メモ程度と思ってください。
・ミュージカル『レ・ミゼラブル』30周年記念チャリティ・ガラ・パフォーマンスにゲスト出演
上記のイベントが10月8日にロンドンのQueen's Theatreで開催されます。『レ・ミゼラブル』自体現在Queen's Theatreで上演中なのですが、10月8日は初演から丸30年ということで、特別にチャリティ・ガラ・パフォーマンスが開催されることになったようです。現キャストに加え、1985年のオリジナルキャストや過去のキャスト(日本でも人気のジョン・オーウェン=ジョーンズなど)がフィナーレに参加する模様です。ちなみにロジャー・アラムはオリジナルキャストでジャベールを演じました。
一般へのチケットの割り当ては450枚、そのうち300枚はモバイル申込で抽選の上、当選したら50ポンドで購入可能。残り50組100枚は1枚100ポンドから、25組50枚は1枚500ポンドからオークションで入札となります。500ポンドスタートのチケットは、アフターショウパーティに参加できる等の特典つきです。申込締切はイギリス時間10月2日14時。売上はSave the Children ”Syria Children’s Appeal”に寄付されるとのこと。詳しくは下記のページからどうぞ:
Les Miserable 30th Anniversary Gala Performance
オークションサイトを見ると、すでに1000ポンドの値段がついているチケットも...ひょええん!
・舞台『The Moderate Soprano』で主演、Hampstead Theatreにて。
ロンドンのHampstead Theatreで上演される舞台『The Moderate Soprano』で主演を努めます。期間は10月23日~11月28日。脚本が『Skylight』を書いたデヴィッド・ヘアーなのでかなり期待できると思いますが、現時点でチケットはすべてソールドアウトとなっています。さすがみなさんお目が高い!詳しくは以下のリンクから:
A Hampstead Theatre Production - The Moderate Soprano
・ロンドンのKings Placeで開催される「Christmas with Septura」で朗読を担当。
12月16日にロンドンのKings Placeという場所で金管7重奏楽団Septuraのコンサートが行われることになり、ロジャーさんが朗読を担当します。クリスマスコンサートということもあり、朗読の部分はバイブルにまつわる内容のようです。Septuraの紹介サイトこちら。なんと日本語があります:
Septura
イベントの紹介はこちら(演奏予定曲目も確認できます):
Kings Place - Christmas with Septura: A Festival of Nine Lessons & Carols for Brass Septet
チケットの購入はこちらから
Kings Place - Book Tickets
クリスマスコンサートでロジャーさんを観られるなんて本当にうらやましいです!
・ミュージカル『レ・ミゼラブル』30周年記念チャリティ・ガラ・パフォーマンスにゲスト出演
上記のイベントが10月8日にロンドンのQueen's Theatreで開催されます。『レ・ミゼラブル』自体現在Queen's Theatreで上演中なのですが、10月8日は初演から丸30年ということで、特別にチャリティ・ガラ・パフォーマンスが開催されることになったようです。現キャストに加え、1985年のオリジナルキャストや過去のキャスト(日本でも人気のジョン・オーウェン=ジョーンズなど)がフィナーレに参加する模様です。ちなみにロジャー・アラムはオリジナルキャストでジャベールを演じました。
一般へのチケットの割り当ては450枚、そのうち300枚はモバイル申込で抽選の上、当選したら50ポンドで購入可能。残り50組100枚は1枚100ポンドから、25組50枚は1枚500ポンドからオークションで入札となります。500ポンドスタートのチケットは、アフターショウパーティに参加できる等の特典つきです。申込締切はイギリス時間10月2日14時。売上はSave the Children ”Syria Children’s Appeal”に寄付されるとのこと。詳しくは下記のページからどうぞ:
Les Miserable 30th Anniversary Gala Performance
オークションサイトを見ると、すでに1000ポンドの値段がついているチケットも...ひょええん!
・舞台『The Moderate Soprano』で主演、Hampstead Theatreにて。
ロンドンのHampstead Theatreで上演される舞台『The Moderate Soprano』で主演を努めます。期間は10月23日~11月28日。脚本が『Skylight』を書いたデヴィッド・ヘアーなのでかなり期待できると思いますが、現時点でチケットはすべてソールドアウトとなっています。さすがみなさんお目が高い!詳しくは以下のリンクから:
A Hampstead Theatre Production - The Moderate Soprano
・ロンドンのKings Placeで開催される「Christmas with Septura」で朗読を担当。
12月16日にロンドンのKings Placeという場所で金管7重奏楽団Septuraのコンサートが行われることになり、ロジャーさんが朗読を担当します。クリスマスコンサートということもあり、朗読の部分はバイブルにまつわる内容のようです。Septuraの紹介サイトこちら。なんと日本語があります:
Septura
イベントの紹介はこちら(演奏予定曲目も確認できます):
Kings Place - Christmas with Septura: A Festival of Nine Lessons & Carols for Brass Septet
チケットの購入はこちらから
Kings Place - Book Tickets
クリスマスコンサートでロジャーさんを観られるなんて本当にうらやましいです!
英国大使館大使公邸にて開催された「ハートオブイングランド・レセプション」に参加。-その2- [etc, etc.]
前回に引き続き、イギリス中部のバーミンガムとその周辺地域の観光情報を提供する「ハートオブイングランド・レセプション」というイベントについてレポします。今回はイベント後半の立食パーティの模様を英国大使館大使公邸内の写真と共にお届けします。まずは大使公邸ですが、入ってすぐ右のところにこんな素敵な階段が!ドレスを着た貴婦人が今にも降りてきそうです。
左手にはエリザベス女王とウィリアム王子他の写真。調度品も格調高し。
こちらは上が写真のコラージュ(大使館関係者の写真でしょうか)、下が若き日の女王の写真。
こちらは女王の肖像画。映画『クイーン』の中で肖像画を描かせているシーンを思い出しました。肖像画の他にも、たくさん絵が飾られています。
続きまして立食パーティの写真。まずはどどんとスモークサーモン!おかしらつきです^^
こちらは手前がシェファーズパイ、奥がフィッシュアンドチップス。両方ともいいお味ですが、特にフィッシュアンドチップスは後引く美味しさ。お代わりしてしまいました。
こちらはバルチと呼ばれる英国式インドカレー。バーミンガム名物だそうです。一口サイズで食べやすかったです。
こちらもどどんとフルーツ。美味でした。
シェフの姿もお見かけしましたが、大使館の料理人でしょうか?^^ 食事はどれも美味しく、大変満足でした。食後に紅茶をいただけたらプラスでしたね。
暗くていい写真は撮れなかったのですが、奥にテラスがあり、そこから中庭を眺めることが出来ました。昼間で晴れていたらさぞ美しかったと思います。ガーデンパーティなどもできそう!パーティは8時半で終了し、名残惜しみながら大使公邸を後にしました。
大使館の建物外観。暗くてすみません。
最後におまけの1枚。シェイクスピア仕様のテディベアとお風呂に浮かべる用アヒル。先にツイートしたところ、VisitBritainのオフィシャルツイッターにリツイートされたこともあるかと思いますが、自分史上最高のリツイート数を記録しました(爆)。特にアヒルちゃんのインパクトが大きかったようです。イギリスに行かれる予定の方、お土産に一ついかがでしょうか?
今回のイベントは英国アンバサダープログラムに登録したことで参加の機会に恵まれました。プログラムについてはこちらをご参照ください。2016年5月31日まで受け付けています。うちのブログに足を運んでくださるブロガーさんにはピッタリかと思いますので、ご興味があればぜひ。
左手にはエリザベス女王とウィリアム王子他の写真。調度品も格調高し。
こちらは上が写真のコラージュ(大使館関係者の写真でしょうか)、下が若き日の女王の写真。
こちらは女王の肖像画。映画『クイーン』の中で肖像画を描かせているシーンを思い出しました。肖像画の他にも、たくさん絵が飾られています。
続きまして立食パーティの写真。まずはどどんとスモークサーモン!おかしらつきです^^
こちらは手前がシェファーズパイ、奥がフィッシュアンドチップス。両方ともいいお味ですが、特にフィッシュアンドチップスは後引く美味しさ。お代わりしてしまいました。
こちらはバルチと呼ばれる英国式インドカレー。バーミンガム名物だそうです。一口サイズで食べやすかったです。
こちらもどどんとフルーツ。美味でした。
シェフの姿もお見かけしましたが、大使館の料理人でしょうか?^^ 食事はどれも美味しく、大変満足でした。食後に紅茶をいただけたらプラスでしたね。
暗くていい写真は撮れなかったのですが、奥にテラスがあり、そこから中庭を眺めることが出来ました。昼間で晴れていたらさぞ美しかったと思います。ガーデンパーティなどもできそう!パーティは8時半で終了し、名残惜しみながら大使公邸を後にしました。
大使館の建物外観。暗くてすみません。
最後におまけの1枚。シェイクスピア仕様のテディベアとお風呂に浮かべる用アヒル。先にツイートしたところ、VisitBritainのオフィシャルツイッターにリツイートされたこともあるかと思いますが、自分史上最高のリツイート数を記録しました(爆)。特にアヒルちゃんのインパクトが大きかったようです。イギリスに行かれる予定の方、お土産に一ついかがでしょうか?
今回のイベントは英国アンバサダープログラムに登録したことで参加の機会に恵まれました。プログラムについてはこちらをご参照ください。2016年5月31日まで受け付けています。うちのブログに足を運んでくださるブロガーさんにはピッタリかと思いますので、ご興味があればぜひ。
英国大使館大使公邸にて開催された「ハートオブイングランド・レセプション」に参加。-その1- [etc, etc.]
先日、イギリス中部のバーミンガムとその周辺地域の観光情報を提供する「ハートオブイングランド・レセプション」というイベントが英国大使館大使公邸で開催されました。主催は英国政府観光庁、バーミンガム観光局、バーミンガムエアポート、シェイクスピアのイングランドおよびトルコ航空です。英国政府観光庁が実施している英国アンバサダープログラムに登録している私、このイベントの案内が届いたので申し込んだところ、なんと!抽選で招待されました♪そこで当日の様子を写真を交えて簡単にご紹介します。
英国アンバサダープログラムについてはこちらをご参照ください。2016年5月31日まで受け付けています。うちのブログに足を運んでくださるブロガーさんにはピッタリかと思いますので、ご興味があればぜひ。
「ハートオブイングランド」とは、バーミンガムとその周辺のエリアを指すそうですが、実は私はバーミンガムには行ったことがありません。そこで自分との接点を探して下調べをしたところ、ミュージシャンではデュラン・デュラン、エディターズ、俳優ではマーティン・ショー、エイドリアン・レスターがかの地の出身であることがわかりました。いきなり親近感がわきますね。マーティン・ショーは『孤高の警部 ジョージ・ジェントリー』、古くは『特捜班CI☆5』等でおなじみの方もいらっしゃるかと思います。エイドリアン・レスターは、私は未見ですが『華麗なるペテン師たち』で主演を務めた方です。昨年日本でも上映されたNT Live『オセロ』でオセロを演じた方でもあります。この二人は今年の5月にロンドンで行われた「VE DAY 70: A Party to Remember」という大型イベントに参加しており、当日会場にいた私はお二人の生の演技を拝見しています。奇遇と言えば奇遇。以上余談でした。
さて当日は、小雨の降る中大使館に赴きました。都心の一等地に驚くほどの広さの敷地。さすが英国大使館!受付をすませて大使公邸に向かい、中に入るともうそこは別世界。すべてが格調高いです。あちこちにロイヤルファミリーの写真や肖像画が飾ってありますが、この辺は次回以降の記事でまとめて取り上げます。
イベント会場。シャンデリアが豪華。
プレゼンが始まるまでウェルカムドリンクをいただいて待っていたのですが、ウェイターさんが何人もいてすごい。本当に立派なレセプションです。近くにいた同じくアンバサダーの方と少しお話しながら待つこと30分くらい?いよいよスタートです。
まずは英国政府観光庁日本代表アシュリー・ハーヴィー氏の挨拶。
次にバーミンガムとストラットフォード・アポン・エイボンの見どころがスライドで紹介されました。
紹介されたバーミンガムの特色:
・産業都市としての古い歴史がある
・イギリスで唯一バレエ団(バーミンガム王立バレエ団)と交響楽団(バーミンガム市交響楽団)の両方を持っている
・ミシュランの星がついたレストランが多い
・徒歩20分圏内にショップが約2000あるため、ショッピングにはとても便利、等々
こちらはストラットフォード・アポン・エイボンのスライド。RSCの劇場だったかな?
紹介されたストラットフォード・アポン・エイボンの特色:
・バーミンガムから電車で約1時間
・文豪シェイクスピアの出身地、来年は没後400年のため様々な記念行事が予定されている
・シェイクスピアの生家や夫人アン・ハサウェイのコテージなど縁の地を巡ることができる、等々
さすがシェイクスピア生誕の地。大好きなロジャー・アラムがRSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)の出身なので、もし彼が出演した舞台のアーカイブが観られるなら、次回の旅行先に入れてもいいかな~と思い始めているところです。
この春実際にバーミンガムに行かれた方々のトーク
見ているうちにいろいろと興味が沸いてきました。プレゼンはコンパクトにまとまっており、よかったのではないでしょうか。ただ、この後の立食パーティはよいとしても、プレゼンの時は少しでもいいので椅子が欲しかったですね。だってウェルカムドリンクからレセプション終了までずっと立ちっぱなしでしたもの...。
あちこちにあった「~と言えばGreat 英国」の文字
こちらの伯爵と令夫人は観光大使でしょうか?それは無敵かも(^^)
室内ではイギリス製品も紹介されていました。こちらはバーミンガムのジュエリー・ブランドDeakins & Franciのカフリンクス。独特のデザインが目が惹かれます。バーミンンガムは貴金属の供給地としても有名だそうですね。キラキラ好きの私にとってははずせないスポットがあるかも。
上のユニオンジャックのカフリンクス、公式サイトで確認したら1組のお値段がなんと42,120円!ひゅー。こちらも公式サイトの情報ですが、Deakins & Francisは2015年春、正式に日本市場に上陸したそうです。
次回は立食パーティの様子をご紹介します。
英国アンバサダープログラムについてはこちらをご参照ください。2016年5月31日まで受け付けています。うちのブログに足を運んでくださるブロガーさんにはピッタリかと思いますので、ご興味があればぜひ。
「ハートオブイングランド」とは、バーミンガムとその周辺のエリアを指すそうですが、実は私はバーミンガムには行ったことがありません。そこで自分との接点を探して下調べをしたところ、ミュージシャンではデュラン・デュラン、エディターズ、俳優ではマーティン・ショー、エイドリアン・レスターがかの地の出身であることがわかりました。いきなり親近感がわきますね。マーティン・ショーは『孤高の警部 ジョージ・ジェントリー』、古くは『特捜班CI☆5』等でおなじみの方もいらっしゃるかと思います。エイドリアン・レスターは、私は未見ですが『華麗なるペテン師たち』で主演を務めた方です。昨年日本でも上映されたNT Live『オセロ』でオセロを演じた方でもあります。この二人は今年の5月にロンドンで行われた「VE DAY 70: A Party to Remember」という大型イベントに参加しており、当日会場にいた私はお二人の生の演技を拝見しています。奇遇と言えば奇遇。以上余談でした。
さて当日は、小雨の降る中大使館に赴きました。都心の一等地に驚くほどの広さの敷地。さすが英国大使館!受付をすませて大使公邸に向かい、中に入るともうそこは別世界。すべてが格調高いです。あちこちにロイヤルファミリーの写真や肖像画が飾ってありますが、この辺は次回以降の記事でまとめて取り上げます。
イベント会場。シャンデリアが豪華。
プレゼンが始まるまでウェルカムドリンクをいただいて待っていたのですが、ウェイターさんが何人もいてすごい。本当に立派なレセプションです。近くにいた同じくアンバサダーの方と少しお話しながら待つこと30分くらい?いよいよスタートです。
まずは英国政府観光庁日本代表アシュリー・ハーヴィー氏の挨拶。
次にバーミンガムとストラットフォード・アポン・エイボンの見どころがスライドで紹介されました。
紹介されたバーミンガムの特色:
・産業都市としての古い歴史がある
・イギリスで唯一バレエ団(バーミンガム王立バレエ団)と交響楽団(バーミンガム市交響楽団)の両方を持っている
・ミシュランの星がついたレストランが多い
・徒歩20分圏内にショップが約2000あるため、ショッピングにはとても便利、等々
こちらはストラットフォード・アポン・エイボンのスライド。RSCの劇場だったかな?
紹介されたストラットフォード・アポン・エイボンの特色:
・バーミンガムから電車で約1時間
・文豪シェイクスピアの出身地、来年は没後400年のため様々な記念行事が予定されている
・シェイクスピアの生家や夫人アン・ハサウェイのコテージなど縁の地を巡ることができる、等々
さすがシェイクスピア生誕の地。大好きなロジャー・アラムがRSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)の出身なので、もし彼が出演した舞台のアーカイブが観られるなら、次回の旅行先に入れてもいいかな~と思い始めているところです。
この春実際にバーミンガムに行かれた方々のトーク
見ているうちにいろいろと興味が沸いてきました。プレゼンはコンパクトにまとまっており、よかったのではないでしょうか。ただ、この後の立食パーティはよいとしても、プレゼンの時は少しでもいいので椅子が欲しかったですね。だってウェルカムドリンクからレセプション終了までずっと立ちっぱなしでしたもの...。
あちこちにあった「~と言えばGreat 英国」の文字
こちらの伯爵と令夫人は観光大使でしょうか?それは無敵かも(^^)
室内ではイギリス製品も紹介されていました。こちらはバーミンガムのジュエリー・ブランドDeakins & Franciのカフリンクス。独特のデザインが目が惹かれます。バーミンンガムは貴金属の供給地としても有名だそうですね。キラキラ好きの私にとってははずせないスポットがあるかも。
上のユニオンジャックのカフリンクス、公式サイトで確認したら1組のお値段がなんと42,120円!ひゅー。こちらも公式サイトの情報ですが、Deakins & Francisは2015年春、正式に日本市場に上陸したそうです。
次回は立食パーティの様子をご紹介します。
5/15. V&A Archives にて『Mrs. Warren's Profession』鑑賞。 [Trip to UK 2015]
当初この日に映画『A Royal Night Out』を鑑賞予定でしたが、あれこれ変更になったため、この日はV&A Archivesでビデオ鑑賞をすることに。V&AとはVictoria and Albertの略で、主にロンドンにあるヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のことを指します。V&Aは芸術とデザインが専門で、博物館自体も大変楽しいのですが、今回私が行ったのはオリンピアにある分室です。V&Aは舞台映像をある程度アーカイブとして保存しており、事前に申し込んでおくとビデオやDVDを無料で鑑賞することができるのです。方法はここでは詳しく書きませんが、ネット上に詳しく書かれているページがありますので、気になる方は探してみてださい。
さてその分室ですが。なんとスパイ映画『裏切りのサーカス』でサーカス本部として撮影された建物でした!とても大きくて、風格のある建物です。スマイリーやギラムがその辺歩いてるんじゃないか?と思うと楽しい~。
V&A 分室
受付で本登録をして利用者カードを受け取り、紙でできたリストバンドを手首に巻いてもらいます。
利用者カードとリストバンド
今回私が予約したのはローレンス・フォックス出演の『Mrs. Warren's Profession』(バーナード・ショー作『ウォレン夫人の職業』)、ロジャー・アラム主演の『The Importance of Being Earnest』(オスカー・ワイルド作『まじめが肝心』)です。
まずは『Mrs. Warren's Proffesion』を鑑賞。ローレンスの役は牧師の息子フランク。Wikiによると「ハンサムなプレイボーイだが能無し」とのこと(笑)。2002年の舞台なので、ローレンスが若い、可愛い!身なりはきちんとしているのに、前髪が乱れまくっているとかたまりませんです。終始高めの声でしゃべっているので、Cabin Pressureでマーティンを演じるベネディクトを思い出しました。一応原作を事前に日本語で読んでいったので、何とか筋を追うことはできましたが、後半シリアスな展開になってからは私の英語力では少し難しかったです。今後の課題ですね。なおこの舞台でウォレン夫人の娘ヴィヴィを演じているのはレベッカ・ホールです。
ネット上で舞台初日のアフターパーティの写真を見つけましたので、埋め込んでおきます。
パパさんと一緒
演出家・共演者と共に
共演のレベッカ・ホールと
続いて『The Importance of Being Earnest』鑑賞。いやー面白かった!原作読んだ時はふーんて感じだったのに、映像観たら大笑いでした。役者さんてすごいですね。特にアーネスト役のロジャーさんが最高。若い、細い、かっこいい、セリフ回しも面白い。アーネストのプロポーズ場面には胸を撃ち抜かれました(≧∇≦)いやぁ、いいもの観たなぁ。この作品、映画では『アーネスト式プロポーズ』というタイトルでコリン・ファースとルパート・エヴェレットが共演しているんですね。これもぜひ観なくては。
V&AやNational Theatreのアーカイブスはどんな作品でも置いてあるわけではありませんが、カタログを見て自分の好きな俳優さんが出ている作品があれば一見の価値はあると思います。
さてイギリス旅行記、本編はこれが最後となります。いろいろ詰め込んだせいか、注意力散漫から起きた失敗も少なからずありましたが、おおむね楽しい旅行となりました。旅行中ツイートを寄せてくださった方や記事をずっと読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。またの機会があることを祈りつつ。
さてその分室ですが。なんとスパイ映画『裏切りのサーカス』でサーカス本部として撮影された建物でした!とても大きくて、風格のある建物です。スマイリーやギラムがその辺歩いてるんじゃないか?と思うと楽しい~。
V&A 分室
受付で本登録をして利用者カードを受け取り、紙でできたリストバンドを手首に巻いてもらいます。
利用者カードとリストバンド
今回私が予約したのはローレンス・フォックス出演の『Mrs. Warren's Profession』(バーナード・ショー作『ウォレン夫人の職業』)、ロジャー・アラム主演の『The Importance of Being Earnest』(オスカー・ワイルド作『まじめが肝心』)です。
まずは『Mrs. Warren's Proffesion』を鑑賞。ローレンスの役は牧師の息子フランク。Wikiによると「ハンサムなプレイボーイだが能無し」とのこと(笑)。2002年の舞台なので、ローレンスが若い、可愛い!身なりはきちんとしているのに、前髪が乱れまくっているとかたまりませんです。終始高めの声でしゃべっているので、Cabin Pressureでマーティンを演じるベネディクトを思い出しました。一応原作を事前に日本語で読んでいったので、何とか筋を追うことはできましたが、後半シリアスな展開になってからは私の英語力では少し難しかったです。今後の課題ですね。なおこの舞台でウォレン夫人の娘ヴィヴィを演じているのはレベッカ・ホールです。
ネット上で舞台初日のアフターパーティの写真を見つけましたので、埋め込んでおきます。
パパさんと一緒
演出家・共演者と共に
共演のレベッカ・ホールと
続いて『The Importance of Being Earnest』鑑賞。いやー面白かった!原作読んだ時はふーんて感じだったのに、映像観たら大笑いでした。役者さんてすごいですね。特にアーネスト役のロジャーさんが最高。若い、細い、かっこいい、セリフ回しも面白い。アーネストのプロポーズ場面には胸を撃ち抜かれました(≧∇≦)いやぁ、いいもの観たなぁ。この作品、映画では『アーネスト式プロポーズ』というタイトルでコリン・ファースとルパート・エヴェレットが共演しているんですね。これもぜひ観なくては。
V&AやNational Theatreのアーカイブスはどんな作品でも置いてあるわけではありませんが、カタログを見て自分の好きな俳優さんが出ている作品があれば一見の価値はあると思います。
さてイギリス旅行記、本編はこれが最後となります。いろいろ詰め込んだせいか、注意力散漫から起きた失敗も少なからずありましたが、おおむね楽しい旅行となりました。旅行中ツイートを寄せてくださった方や記事をずっと読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。またの機会があることを祈りつつ。
5/14. オックスフォード観光(2日目)。 [Trip to UK 2015]
オックスフォード2日目は朝から雨で、1日目とはうってかわって寒かったです。外に出る前にまずは食堂にて朝食。食堂と言ってもかなり広く、映画やドラマで見るような長テーブルが並んでおり、壁には大学ゆかりの人物たちの肖像画がかかっています。私が座ったのは一番奥のテーブルで、普段は偉い先生たちが座る席でした!そう思うと今頃緊張が(^^; 私は壁を背にする方の席だったので、食堂全体を見渡すことができました。壮観です。余談ですが、なんでもここは映画『ハリーポッター』に出てくる大食堂の第一候補だったそうですが、大学側が断ったため、クライスト・チャーチの食堂で撮影されることなったそうです。
キーブル・カレッジ食堂
食事はビュッフェ形式とイングリッシュフルブレックファストから選べますが、両方ともものすごく充実していました。朝食代は宿泊費に含まれるので、お得感満載です。私はフルブレックファスト(ベーコンとソーセージ抜き)を頼み、ヨーグルトや果物をビュッフェからとりました。トーストは席まで運ばれてきます。食事はおいしかったです!カップやナプキンにはカレッジの紋章が入っています。
朝食後、Morning Prayer (朝の祈り)に参加するためにチャペルに向かいました。まっすぐチャペルに向かったのですが、なぜか他の人たちはチャペルではなく正反対の建物の前に集まっています。チャペルの入り口に来ると、もう聖歌隊の人たちがそろっているのですが、みなさんチャペルの外側にいました。ここでしばらく待っていればいいのかなと思っていたら、昨晩の夕の祈りを執行した女性の司祭が声をかけてくれました。そしてなんでも今日はキリスト教でも重要な日で、朝の祈りは屋上で行うので、見学するなら反対の建物の前で待つようにと教えてくれたのです。ふむふむ。ひょっとしてその説明は前日の夕の祈りで説明されていたわけですね、まー私ったらおばかさん...。でその司祭は、わざわざ私を反対側の建物まで連れて行ってくれました。ありがとうございます。
朝の祈り(屋上をよーくごらんください。聖歌隊の方々がいます)
後で調べたところ、この日はキリスト教の祝祭日の1つにあたる昇天日 (Ascension Day)だったため、特別な礼拝が行われたようです。雨が降る中、聖歌隊は屋上で合唱を聞かせてくれました。かなり冷えていたため、さぞ寒かったと思いますが、その光景と歌声は感動的でした。
チェックアウト後、荷物を預けて再び街歩きにでかけました。今日の一番手は自然史博物館です。キーブル・カレッジから歩いてすぐ向かいのところにあります。それにしても寒かった!最高気温10度だったため、持ってた服を全部着込むはめになりました。
自然史博物館(主任モース、新米モース、ルイス警部ロケ地)
ここの博物館はとても面白かったです。展示は哺乳類から昆虫まで多岐に渡り、剥製や標本の見せ方に大変工夫をこらしています(あまり見たくはなかったのですが、すごーく大きなゴキの模型もありました...)。一番驚いたのは、動物の剥製や石などで、触れられるものがたくさんあること。普通なら「触らないでください」という注意書きがあるはずですが、触れられるものには"Touch me"(触ってください)と書いてあるんです。それはもううれしくて、触れられるものにはどんどん触ってしまいました。以下に一部を写真でご紹介。
鹿の剥製。他の剥製と違って、毛がものすごく固い!
石。何の石か忘れました。すみません。
狐(Foxだ!)。受付のすぐ近くにいます。説明書きによると「引退してここで余生を送っている」とか...?
モースやルイスで出てきた通路なども撮影しました。
小学生くらいの子たちが課外学習?で来ていましたが、こんなに楽しい博物館を見学できるなんてうらやましい。
さて、次はオリオル・カレッジへ。ここは一般の見学はお断りとのことなので、写真だけ。
オリオル・カレッジ(ルイス警部ロケ地)
次にルイス警部に出てきたシェリー・メモリアル(詩人パーシー・バッシー・シェリの記念像)を見たくてユニバーシティ・カレッジの前まで来たのですが、こちらも一般の見学は受け付けていない様子。あきらめて昼食をとることにしました。
昼食は地元の名所カバード・マーケット内のBrown's Cafeで取りました。後で知ったのですが、このお店は主任モースのロケ地(「有罪判決」)だったそうですね。写真撮っておけばよかった...!昼食はポモドーロとカモミール・ティー。カウンターで先に注文する方式なのですが、注文を受けてくれたお兄さん、とても感じがよかったです。食事を終えた後、マーケットの中を一通りめぐってみました。生鮮食料品から生活雑貨、インテリアまでいろんなお店が入っているので楽しいです。ここに入っているギャラリーにオックスフォードの風景を描いた素敵な風景画のプリントがあり、これはぜひお土産にしたい!と思いましたが、値段を見てあきらめました...。
カバード・マーケット内花屋(ルイス警部ロケ地・「痛みなき殺人」でルイスとハサウェイが犯人を追いかけるシーン)
食事を終えた後、持参したipod touchでFacebookのJames Hathaway Appreciation Societyのページをチェックすると、ユニバーシティ・カレッジのポーターに「シェリー・メモリアルを見学したいんですが」と丁寧にお願いすると、中に入れてくれるという耳より情報をキャッチ!午後イチで再びユニバーシティ・カレッジに向かうことに。
ユニバーシティ・カレッジ(ルイス警部ロケ地)
アドバイス通りにカレッジのポーターにお願いすると、快く了解してくれ、場所も丁寧に教えてくれました(私の聞き取りが悪くて、庭をうろうろしてしまいましたが)。写真撮影もOKとのこと。
シェリー・メモリアル(ルイス警部ロケ地・「芸術のいたずら」に登場)
台の上の白色の像がシェリー。いやー、本物は美しかったです。写真ではとらえきれませんが、天井はドーム型になっており、淡い水色が映えてこちらも美しいです。その後、別のロケ地であるCafe Locoへ向かいました。
テムズ・バレー・セント警察署(St. Aldates Police Station)
(主任モースロケ地、Cafe Locoの斜め向かい)
こちらが主任モースで撮影された警察署です。制作者サイドは、ルイス警部でも引き続き撮影したかったそうですが、警察側が「我々は虚構の存在ではないので、今後架空の設定での利用は認めない」と決定したそうです。この話は当時マスコミでも話題になったようで、以下の記事で確認できます。
・Oxford Times - Lewis mystery solved
クライスト・チャーチ・カレッジ
映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地として有名なカレッジ。中は見学可能ですが、有料のため今回はパス(何せ9ポンド...)。庭と建物の写真だけ撮りました。
庭の一部
Cafe Loco入り口(ルイス警部ロケ地)
クライスト・チャーチの道路をはさんだ向かい側にあるカフェで、ルイス警部のロケ地になっています。ローレンス・フォックスがケヴィン・ウェイトリーの頬にキスしようとする写真が撮られたところでもあります。外側の写真を撮った後中に入り、スコーンと紅茶を頼みました。
スコーンと紅茶
スコーン、ほんのり温かくて口の中に入れるとほろほろっと崩れる感じ。おいしかったです。天気が良かったらもう少し歩いてもよかったのだけど、雨がやむ気配がないので、店内で静かに過ごしました。
電車の時間を見計らってお店を出て、後ろ髪をひかれながら駅に向かいました。後半のハイライトももう終わりです。とても楽しかった!でも今回かなりの場所を回ったのに、まだ行けなかったところがあります。また次回があることを祈りつつ。
キーブル・カレッジ食堂
食事はビュッフェ形式とイングリッシュフルブレックファストから選べますが、両方ともものすごく充実していました。朝食代は宿泊費に含まれるので、お得感満載です。私はフルブレックファスト(ベーコンとソーセージ抜き)を頼み、ヨーグルトや果物をビュッフェからとりました。トーストは席まで運ばれてきます。食事はおいしかったです!カップやナプキンにはカレッジの紋章が入っています。
朝食後、Morning Prayer (朝の祈り)に参加するためにチャペルに向かいました。まっすぐチャペルに向かったのですが、なぜか他の人たちはチャペルではなく正反対の建物の前に集まっています。チャペルの入り口に来ると、もう聖歌隊の人たちがそろっているのですが、みなさんチャペルの外側にいました。ここでしばらく待っていればいいのかなと思っていたら、昨晩の夕の祈りを執行した女性の司祭が声をかけてくれました。そしてなんでも今日はキリスト教でも重要な日で、朝の祈りは屋上で行うので、見学するなら反対の建物の前で待つようにと教えてくれたのです。ふむふむ。ひょっとしてその説明は前日の夕の祈りで説明されていたわけですね、まー私ったらおばかさん...。でその司祭は、わざわざ私を反対側の建物まで連れて行ってくれました。ありがとうございます。
朝の祈り(屋上をよーくごらんください。聖歌隊の方々がいます)
後で調べたところ、この日はキリスト教の祝祭日の1つにあたる昇天日 (Ascension Day)だったため、特別な礼拝が行われたようです。雨が降る中、聖歌隊は屋上で合唱を聞かせてくれました。かなり冷えていたため、さぞ寒かったと思いますが、その光景と歌声は感動的でした。
チェックアウト後、荷物を預けて再び街歩きにでかけました。今日の一番手は自然史博物館です。キーブル・カレッジから歩いてすぐ向かいのところにあります。それにしても寒かった!最高気温10度だったため、持ってた服を全部着込むはめになりました。
自然史博物館(主任モース、新米モース、ルイス警部ロケ地)
ここの博物館はとても面白かったです。展示は哺乳類から昆虫まで多岐に渡り、剥製や標本の見せ方に大変工夫をこらしています(あまり見たくはなかったのですが、すごーく大きなゴキの模型もありました...)。一番驚いたのは、動物の剥製や石などで、触れられるものがたくさんあること。普通なら「触らないでください」という注意書きがあるはずですが、触れられるものには"Touch me"(触ってください)と書いてあるんです。それはもううれしくて、触れられるものにはどんどん触ってしまいました。以下に一部を写真でご紹介。
鹿の剥製。他の剥製と違って、毛がものすごく固い!
石。何の石か忘れました。すみません。
狐(Foxだ!)。受付のすぐ近くにいます。説明書きによると「引退してここで余生を送っている」とか...?
モースやルイスで出てきた通路なども撮影しました。
小学生くらいの子たちが課外学習?で来ていましたが、こんなに楽しい博物館を見学できるなんてうらやましい。
さて、次はオリオル・カレッジへ。ここは一般の見学はお断りとのことなので、写真だけ。
オリオル・カレッジ(ルイス警部ロケ地)
次にルイス警部に出てきたシェリー・メモリアル(詩人パーシー・バッシー・シェリの記念像)を見たくてユニバーシティ・カレッジの前まで来たのですが、こちらも一般の見学は受け付けていない様子。あきらめて昼食をとることにしました。
昼食は地元の名所カバード・マーケット内のBrown's Cafeで取りました。後で知ったのですが、このお店は主任モースのロケ地(「有罪判決」)だったそうですね。写真撮っておけばよかった...!昼食はポモドーロとカモミール・ティー。カウンターで先に注文する方式なのですが、注文を受けてくれたお兄さん、とても感じがよかったです。食事を終えた後、マーケットの中を一通りめぐってみました。生鮮食料品から生活雑貨、インテリアまでいろんなお店が入っているので楽しいです。ここに入っているギャラリーにオックスフォードの風景を描いた素敵な風景画のプリントがあり、これはぜひお土産にしたい!と思いましたが、値段を見てあきらめました...。
カバード・マーケット内花屋(ルイス警部ロケ地・「痛みなき殺人」でルイスとハサウェイが犯人を追いかけるシーン)
食事を終えた後、持参したipod touchでFacebookのJames Hathaway Appreciation Societyのページをチェックすると、ユニバーシティ・カレッジのポーターに「シェリー・メモリアルを見学したいんですが」と丁寧にお願いすると、中に入れてくれるという耳より情報をキャッチ!午後イチで再びユニバーシティ・カレッジに向かうことに。
ユニバーシティ・カレッジ(ルイス警部ロケ地)
アドバイス通りにカレッジのポーターにお願いすると、快く了解してくれ、場所も丁寧に教えてくれました(私の聞き取りが悪くて、庭をうろうろしてしまいましたが)。写真撮影もOKとのこと。
シェリー・メモリアル(ルイス警部ロケ地・「芸術のいたずら」に登場)
台の上の白色の像がシェリー。いやー、本物は美しかったです。写真ではとらえきれませんが、天井はドーム型になっており、淡い水色が映えてこちらも美しいです。その後、別のロケ地であるCafe Locoへ向かいました。
テムズ・バレー・セント警察署(St. Aldates Police Station)
(主任モースロケ地、Cafe Locoの斜め向かい)
こちらが主任モースで撮影された警察署です。制作者サイドは、ルイス警部でも引き続き撮影したかったそうですが、警察側が「我々は虚構の存在ではないので、今後架空の設定での利用は認めない」と決定したそうです。この話は当時マスコミでも話題になったようで、以下の記事で確認できます。
・Oxford Times - Lewis mystery solved
クライスト・チャーチ・カレッジ
映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地として有名なカレッジ。中は見学可能ですが、有料のため今回はパス(何せ9ポンド...)。庭と建物の写真だけ撮りました。
庭の一部
Cafe Loco入り口(ルイス警部ロケ地)
クライスト・チャーチの道路をはさんだ向かい側にあるカフェで、ルイス警部のロケ地になっています。ローレンス・フォックスがケヴィン・ウェイトリーの頬にキスしようとする写真が撮られたところでもあります。外側の写真を撮った後中に入り、スコーンと紅茶を頼みました。
スコーンと紅茶
スコーン、ほんのり温かくて口の中に入れるとほろほろっと崩れる感じ。おいしかったです。天気が良かったらもう少し歩いてもよかったのだけど、雨がやむ気配がないので、店内で静かに過ごしました。
電車の時間を見計らってお店を出て、後ろ髪をひかれながら駅に向かいました。後半のハイライトももう終わりです。とても楽しかった!でも今回かなりの場所を回ったのに、まだ行けなかったところがあります。また次回があることを祈りつつ。
5/13. オックスフォード観光(1日目)。 [Trip to UK 2015]
この日はロンドンのホテルに大きな荷物を預け、小さなバッグ1つでパディントン駅からオックスフォードに向かいました。前回訪れた時は新米刑事モースオンリーで観光したのですが、その後ルイス警部ファンになって興味の幅が広がったので、今回は1泊してじっくりオックスフォードを観光しよう!と思ったためです。
前回買った地図にロケ地を赤丸で書き込んでいったら、真っ赤っかになってしまったため(汗)、極力無駄な動きをはぶくようにしました。以下、前半は最寄駅からB&Bへとたどった順に写真を載せていきます。ちなみにオックスフォードの駅前は大規模な工事が進行中でした。再開発なのかな?この日は1日通じて快晴で、青空をバックにいい写真が撮れました。
注:主任警部モース=主任モース、新米刑事モース=新米モースと記載しました。またドラマのタイトルはルイス警部はAXNミステリーの邦題、新米モースはWOWOWの邦題を記載しました。
・アシュモレアン博物館(主任モース、ルイス警部ロケ地)
世界最初の大学博物館。多岐にわたるコレクションが魅力的です。特に陶磁器や食器(テーブルコレクション)の充実ぶりには目を見張りました。もっとじっくり見たかったな。ルイス警部では何度もロケ地になっています。
・パオロ・ウッチェロ作「森の狩」(同博物館収蔵品)
ルイス警部「許されざる嘘」で事件解決のヒントとなった作品。他にもドラマに出てきた作品はありますが、きちんと確認できたのはこれだけ。
・リージェントパーク・カレッジ
新米モース「家族の肖像」に登場したムーンライト・ルームズというクラブのロケ地。三日月の飾りがないと普通に大学の校舎です...。クラブにしようなんて誰のアイデアだったんでしょうね(笑)。
・大学事務局(ウェリントン・スクエア)
ルイス警部ロケ地で、警察署として撮影されています。主任モースの頃は実在する警察署(後述)でロケしていたそうですが、ルイス警部では撮影許可が下りなかっため、他の場所を利用することになったようです。
・Eagle and Child
主任モース、ルイス警部ロケ地となったパブ。
・The White Horse
主任&新米モース、ルイス警部ロケ地となったパブ。
中にはキャストの写真が飾られています(上:ルイス警部 下:新米モース)
今回個人的に「新米モースに登場するサーズデイ警部補(ロジャー・アラム)が座っていたところに座る!」というミッションを課していたのですが、先客がいてずーっと動く気配がなく、結局あきらめました。うぬう。(ビール1杯で30分も粘るなよ!と、ジュース1杯で30分粘った私が心の中で毒づいたことはここだけの話...)
店内。この時はたまたまお客が少なめでした。とても雰囲気のいいパブです。私はアルコール飲めませんので、クランベリージュースを頼みました。
・キーブル・カレッジ
新米モース「家族の肖像」ロケ地で、今回の宿泊場所です。カレッジでは、休暇中空きのある学生寮をB&Bとして貸し出しているところがあり、キーブルもその一つです。たまたま私の滞在時に空き部屋があったこと、私の大好きなエピソード「家族の肖像」のロケ地だったこともあり、B&Bを予約してみました。予約はすべてオンラインで可能です。
大学に到着したら、まずはポーターズ・ロッジ(受付)でチェックインし、鍵を受け取ります。鍵はかなり大きくしっかりした作りのもので、なんと3本もあります。中に入り、まずは建物に入る時に1本使用。自分の部屋のある階まで階段でのぼり、廊下に続くドアのところでまた1本使用。最後に自分の部屋のドアを開けるのに1本使用。厳重です。外出するときは自分で持ち歩かなくてはいけないので、ちょっとどきどきでした。
カレッジの建物。チャペルもあります。オックスフォードでは唯一レンガ造りのカレッジだそうです。色合いがとても気に入りました。庭も美しいです。芝生が目に痛いほど。「家族の肖像」は季節が冬で、雪がかなり降っていたので、ドラマの風景とは似ても似つかないのですが。
部屋に備え付けのお茶セット。コーヒー、紅茶、ハーブティー、ホットチョコレート(これはうれしい!)、そしてビスケット。ロンドンの中級ホテルよりも内容が充実していました。
部屋は一人で泊まるにはかなり広く、設備も充実しており(テレビはないが無料Wifiとバスセットあり)、大満足です。中庭に面した部屋とそうでない部屋があり、前者の方が後者より10ポンド程度高いのですが、景色が素晴らしいので、予算があえば中庭の部屋をお勧めします。
荷物を置いて外を軽く散策しましたが、まだ明るい...!その日は、敷地内の礼拝堂で18時からEvensongs(夕の祈り)があるというので参加することに。夕の祈りとは、その名の通り夕刻に行われるキリスト教のお祈りの時間です。正直言いますと細かい作法などは門外漢なのですが、その場で式次第が印刷されたプリントをもらえるので、それを見ながら見よう見まねで参加しました。中は撮影しませんでしたが、大変荘厳で、歴史を感じさせる建物でした。この日は水曜日で、夕の祈りでは聖歌隊も参加。合唱は素晴らしかったです。教会って、音がよく響くように設計されているんですね。聖歌隊の人数は15人ほどなのに、何十人もの人が歌っているかのように聞こえました。すっかりモースの世界に入り込んだ気分でした。
夕の祈りが終わった後もまだまだ明るい!ので、部屋で一休みした後、気になっていたライブイベントOxford Puntに行くことに。このイベントは、市内のライブハウス4か所で同時に開催される新人ミュージシャンのショーケースイベント。行く途中で観光スポットを通り過ぎたので、そこで撮った写真を一気にご紹介します。空は晴やかに澄み渡り、最高の天気でした。
ラドクリフ・カメラ
溜息橋
ニュー・カレッジ・レーン
ケンタッキーで食事をすませた後、Oxford Puntの会場の一つへ向かい、お目当てのバンドを待ちました。
Oxford Puntのチラシ
ライブハウス・The Cellars
聞いたのは1つだけですが、なかなかよかったです。こういうイベントから、世界に羽ばたくアーティストが出現したりして。演奏が終わるころには、あたりはすっかり暗くなっていました。夜のオックスフォードもおつかなと思い、カレッジに戻る途中で1枚パチリ。
ぶらぶらと夜のオックスフォードを歩きながらカレッジに戻り、1日目が終了したのでした。
前回買った地図にロケ地を赤丸で書き込んでいったら、真っ赤っかになってしまったため(汗)、極力無駄な動きをはぶくようにしました。以下、前半は最寄駅からB&Bへとたどった順に写真を載せていきます。ちなみにオックスフォードの駅前は大規模な工事が進行中でした。再開発なのかな?この日は1日通じて快晴で、青空をバックにいい写真が撮れました。
注:主任警部モース=主任モース、新米刑事モース=新米モースと記載しました。またドラマのタイトルはルイス警部はAXNミステリーの邦題、新米モースはWOWOWの邦題を記載しました。
・アシュモレアン博物館(主任モース、ルイス警部ロケ地)
世界最初の大学博物館。多岐にわたるコレクションが魅力的です。特に陶磁器や食器(テーブルコレクション)の充実ぶりには目を見張りました。もっとじっくり見たかったな。ルイス警部では何度もロケ地になっています。
・パオロ・ウッチェロ作「森の狩」(同博物館収蔵品)
ルイス警部「許されざる嘘」で事件解決のヒントとなった作品。他にもドラマに出てきた作品はありますが、きちんと確認できたのはこれだけ。
・リージェントパーク・カレッジ
新米モース「家族の肖像」に登場したムーンライト・ルームズというクラブのロケ地。三日月の飾りがないと普通に大学の校舎です...。クラブにしようなんて誰のアイデアだったんでしょうね(笑)。
・大学事務局(ウェリントン・スクエア)
ルイス警部ロケ地で、警察署として撮影されています。主任モースの頃は実在する警察署(後述)でロケしていたそうですが、ルイス警部では撮影許可が下りなかっため、他の場所を利用することになったようです。
・Eagle and Child
主任モース、ルイス警部ロケ地となったパブ。
・The White Horse
主任&新米モース、ルイス警部ロケ地となったパブ。
中にはキャストの写真が飾られています(上:ルイス警部 下:新米モース)
今回個人的に「新米モースに登場するサーズデイ警部補(ロジャー・アラム)が座っていたところに座る!」というミッションを課していたのですが、先客がいてずーっと動く気配がなく、結局あきらめました。うぬう。(ビール1杯で30分も粘るなよ!と、ジュース1杯で30分粘った私が心の中で毒づいたことはここだけの話...)
店内。この時はたまたまお客が少なめでした。とても雰囲気のいいパブです。私はアルコール飲めませんので、クランベリージュースを頼みました。
・キーブル・カレッジ
新米モース「家族の肖像」ロケ地で、今回の宿泊場所です。カレッジでは、休暇中空きのある学生寮をB&Bとして貸し出しているところがあり、キーブルもその一つです。たまたま私の滞在時に空き部屋があったこと、私の大好きなエピソード「家族の肖像」のロケ地だったこともあり、B&Bを予約してみました。予約はすべてオンラインで可能です。
大学に到着したら、まずはポーターズ・ロッジ(受付)でチェックインし、鍵を受け取ります。鍵はかなり大きくしっかりした作りのもので、なんと3本もあります。中に入り、まずは建物に入る時に1本使用。自分の部屋のある階まで階段でのぼり、廊下に続くドアのところでまた1本使用。最後に自分の部屋のドアを開けるのに1本使用。厳重です。外出するときは自分で持ち歩かなくてはいけないので、ちょっとどきどきでした。
カレッジの建物。チャペルもあります。オックスフォードでは唯一レンガ造りのカレッジだそうです。色合いがとても気に入りました。庭も美しいです。芝生が目に痛いほど。「家族の肖像」は季節が冬で、雪がかなり降っていたので、ドラマの風景とは似ても似つかないのですが。
部屋に備え付けのお茶セット。コーヒー、紅茶、ハーブティー、ホットチョコレート(これはうれしい!)、そしてビスケット。ロンドンの中級ホテルよりも内容が充実していました。
部屋は一人で泊まるにはかなり広く、設備も充実しており(テレビはないが無料Wifiとバスセットあり)、大満足です。中庭に面した部屋とそうでない部屋があり、前者の方が後者より10ポンド程度高いのですが、景色が素晴らしいので、予算があえば中庭の部屋をお勧めします。
荷物を置いて外を軽く散策しましたが、まだ明るい...!その日は、敷地内の礼拝堂で18時からEvensongs(夕の祈り)があるというので参加することに。夕の祈りとは、その名の通り夕刻に行われるキリスト教のお祈りの時間です。正直言いますと細かい作法などは門外漢なのですが、その場で式次第が印刷されたプリントをもらえるので、それを見ながら見よう見まねで参加しました。中は撮影しませんでしたが、大変荘厳で、歴史を感じさせる建物でした。この日は水曜日で、夕の祈りでは聖歌隊も参加。合唱は素晴らしかったです。教会って、音がよく響くように設計されているんですね。聖歌隊の人数は15人ほどなのに、何十人もの人が歌っているかのように聞こえました。すっかりモースの世界に入り込んだ気分でした。
夕の祈りが終わった後もまだまだ明るい!ので、部屋で一休みした後、気になっていたライブイベントOxford Puntに行くことに。このイベントは、市内のライブハウス4か所で同時に開催される新人ミュージシャンのショーケースイベント。行く途中で観光スポットを通り過ぎたので、そこで撮った写真を一気にご紹介します。空は晴やかに澄み渡り、最高の天気でした。
ラドクリフ・カメラ
溜息橋
ニュー・カレッジ・レーン
ケンタッキーで食事をすませた後、Oxford Puntの会場の一つへ向かい、お目当てのバンドを待ちました。
Oxford Puntのチラシ
ライブハウス・The Cellars
聞いたのは1つだけですが、なかなかよかったです。こういうイベントから、世界に羽ばたくアーティストが出現したりして。演奏が終わるころには、あたりはすっかり暗くなっていました。夜のオックスフォードもおつかなと思い、カレッジに戻る途中で1枚パチリ。
ぶらぶらと夜のオックスフォードを歩きながらカレッジに戻り、1日目が終了したのでした。
5/12. RADA Cafe&Harrow School (OSRG) 訪問。 [Trip to UK 2015]
この日はローレンスファンのいととてさんと一緒にRADA(王立演劇学校)を訪問。本当は見学ツアーに参加したかったのですが、ちょうど私が渡英した時にはやっておらず、せめてカフェでお茶でもしようと思ったのがきっかけです。RADAはロンドンにある演劇学校で、ローレンスが在籍していた学校です。トム・ヒドルストン、ベン・ウィショー他、卒業生にはそうそうたる顔ぶれが並んでいます。RADAは大きく分けて2つ建物があり、そのうちの一つに常設のBar & Cafeがあります。最初はもう1つの建物に行ってしまい、少し迷ってしまいました。
・RADA (Cafeがある方の建物)
Cafeは普段は昼のみカフェ営業、夜はRADAのシアターで舞台がある時のみバーとして営業しているそうです。一般の人でも普通に入れますが、受付通る時に「カフェ利用します」と一言声をかけるといいかも。カフェはカウンターで先に注文する方式で、私ははビクトリアンスポンジと紅茶にしました。ケーキはしっとりとした食感で、少し甘めでしたがおいしかったです。壁には在校生(?)のプロダクションの写真などが飾ってあります。
・ビクトリアンスポンジと紅茶
お茶した後はいととてさんとお別れし、ホテルを移動。翌日からのオックスフォード行を考えて、ウン十年ぶりにパディントン駅に近い宿をとりました。チェックインして荷物を置き、次なる目的地Harow School(以下ハロウ校)へ。地下鉄を乗り継ぎ、Harrow-on-the-hill駅に向かいました。ハロウ校はローレンスが在学(後に中退)していた学校で、イギリスでも有数の全寮制パブリックスクールです。ベネディクト・カンバーバッチも在学していましたね。こちらは年に数回見学ツアーがある程度で、普段は中には入れません。ただ、オールド・スクールという校舎の中にあるOld Speech Room Gallery(以下OSRG)は学期中であれば見学できるということでしたので、行ってきました(ただし、先方の都合により見学不可の場合もあるので、見学希望の場合は事前に要問い合わせ)。
以下ハロウ校公式サイトより:
Harrow School - Visit Old Speech Room Gallery
・ハロウ校オールド・スクール
OSRGは元々学生のためのスピーチルームだったそうですが、現在はハロウ校が所有している美術品、芸術品等を展示しています。かのチャーチル元首相が描いた絵(ヴェニスの風景画)が受付の後ろに展示されていたのですが、あまりに普通に壁にかけられていたので、説明されるまでそうとは気づきませんでした(汗)。部屋自体それほど大きくないせいか、常設展示は少なく、企画展示の方に力を入れている印象です。私が行った時は画家のRichard Shirley Smithと、第二次大戦中MI-9のの所属だったA.T. Casdagliの企画展をやっていました。両者ともハロウ校の卒業生です。前者は淡い色彩の風景画を得意としていたようで、彼の絵や彼が装丁を手がけた本などが展示されていました。取り上げているモチーフが独特ですね。
後者は、戦時中のみ存在した軍情報部MI-9に所属していた人で、大戦当時4ヶ所の捕虜収容所で捕虜生活を送りながら、同様に収容されている英軍の兵士たちを脱出させるという極秘任務を担っていたのだそうです。彼は刺繍が得意で、捕虜生活の中でも作品を作り続けていたとのこと。作品の中には「Fxxk Hitler」「God Save The King」というメッセージをモールス信号で縫いこんだものもあり、自分のみならず他の捕虜の心の支えになっていたようです。刺繍を見たナチの兵士はメッセージの内容には気づかず。刺繍の出来栄に感心して部屋に飾ったりしていたそうですよ。いやー、何かドラマか映画にできそう。この方の娘さんが昨年彼の日記を本にして出版しているので、読んでみたい気もします。展示では、ハロウ校在学時の写真や、本人が手がけた刺繍などが紹介されていました。刺繍は大変素晴らしいもので、芸術品とも言えるかも。不器用でボタン付けさえあやしい自分から見ると、尊敬の一言です。
時々キュレーターの方にお話を伺いながら、1時間ちょっとくらい見学してOSRGを後にしました。次の日に予定もありましたので、他は大して散策もせず駅に向かってしまったのですが、丘の上の街はとても静かで、きれいでした。次回があれば、地元のお店やカフェなども行ってみたいです。
・ハロウ校オールド・スクール(遠景)
・RADA (Cafeがある方の建物)
Cafeは普段は昼のみカフェ営業、夜はRADAのシアターで舞台がある時のみバーとして営業しているそうです。一般の人でも普通に入れますが、受付通る時に「カフェ利用します」と一言声をかけるといいかも。カフェはカウンターで先に注文する方式で、私ははビクトリアンスポンジと紅茶にしました。ケーキはしっとりとした食感で、少し甘めでしたがおいしかったです。壁には在校生(?)のプロダクションの写真などが飾ってあります。
・ビクトリアンスポンジと紅茶
お茶した後はいととてさんとお別れし、ホテルを移動。翌日からのオックスフォード行を考えて、ウン十年ぶりにパディントン駅に近い宿をとりました。チェックインして荷物を置き、次なる目的地Harow School(以下ハロウ校)へ。地下鉄を乗り継ぎ、Harrow-on-the-hill駅に向かいました。ハロウ校はローレンスが在学(後に中退)していた学校で、イギリスでも有数の全寮制パブリックスクールです。ベネディクト・カンバーバッチも在学していましたね。こちらは年に数回見学ツアーがある程度で、普段は中には入れません。ただ、オールド・スクールという校舎の中にあるOld Speech Room Gallery(以下OSRG)は学期中であれば見学できるということでしたので、行ってきました(ただし、先方の都合により見学不可の場合もあるので、見学希望の場合は事前に要問い合わせ)。
以下ハロウ校公式サイトより:
Harrow School - Visit Old Speech Room Gallery
・ハロウ校オールド・スクール
OSRGは元々学生のためのスピーチルームだったそうですが、現在はハロウ校が所有している美術品、芸術品等を展示しています。かのチャーチル元首相が描いた絵(ヴェニスの風景画)が受付の後ろに展示されていたのですが、あまりに普通に壁にかけられていたので、説明されるまでそうとは気づきませんでした(汗)。部屋自体それほど大きくないせいか、常設展示は少なく、企画展示の方に力を入れている印象です。私が行った時は画家のRichard Shirley Smithと、第二次大戦中MI-9のの所属だったA.T. Casdagliの企画展をやっていました。両者ともハロウ校の卒業生です。前者は淡い色彩の風景画を得意としていたようで、彼の絵や彼が装丁を手がけた本などが展示されていました。取り上げているモチーフが独特ですね。
後者は、戦時中のみ存在した軍情報部MI-9に所属していた人で、大戦当時4ヶ所の捕虜収容所で捕虜生活を送りながら、同様に収容されている英軍の兵士たちを脱出させるという極秘任務を担っていたのだそうです。彼は刺繍が得意で、捕虜生活の中でも作品を作り続けていたとのこと。作品の中には「Fxxk Hitler」「God Save The King」というメッセージをモールス信号で縫いこんだものもあり、自分のみならず他の捕虜の心の支えになっていたようです。刺繍を見たナチの兵士はメッセージの内容には気づかず。刺繍の出来栄に感心して部屋に飾ったりしていたそうですよ。いやー、何かドラマか映画にできそう。この方の娘さんが昨年彼の日記を本にして出版しているので、読んでみたい気もします。展示では、ハロウ校在学時の写真や、本人が手がけた刺繍などが紹介されていました。刺繍は大変素晴らしいもので、芸術品とも言えるかも。不器用でボタン付けさえあやしい自分から見ると、尊敬の一言です。
時々キュレーターの方にお話を伺いながら、1時間ちょっとくらい見学してOSRGを後にしました。次の日に予定もありましたので、他は大して散策もせず駅に向かってしまったのですが、丘の上の街はとても静かで、きれいでした。次回があれば、地元のお店やカフェなども行ってみたいです。
・ハロウ校オールド・スクール(遠景)
5/11. 映画『A Royal Night Out』鑑賞。 [Trip to UK 2015]
ロジャー・アラムが出演するということで前から注目していた映画『A Royal Night Out』。ちょうど渡英するころに公開と知り、何とかスケジュールを調整してみようと思いました。元々帰国日前日に公開という話だったため、その日に観よう思っていたのですが、ロンドンでは戦勝記念日に合わせて少し早めに公開されることになったようです。そこで予定を変更して、ローレンスのライブの前に行くことにしました。場所はレイセスタースクエアのオデオン。オデオンでは平日の前半は週末に比べると若干料金が安く設定されているようでした。映画が始まってもお客は少なく、あの広い映画館で10人いたかなぁ...。おかげでゆったりとした気分で見ることができましたけど。
英語版Trailerはこちら:
映画は、イギリスのロイヤル姉妹エリザベス王女(現女王)とマーガレット王女がVE Day(ヨーロッパ戦勝記念日)の夜にロンドンの街に繰り出したという話-驚いたことにこれは実話らしいのですが-を元に作られたほぼフィクションのコメディドラマ。主要人物が実在の人物名ででていますが、これはオープニング・タイトルの下に一行「これはフィクションです」って入れておいた方がいいんじゃないかしら(笑)。はなからコメディなんだと思っていけば、楽しめると思います。でないとあっけにとられてお口ポカーンですよ。真面目なシーンもありますので、日本語字幕で観たらもう少し感想も変わるかもしれませんが。
で、ロジャーさんは久々に陰の大物っぽい悪役。出番少ないのが残念でした(『クイーン』並か?)。後、『Endeavour/新米刑事モース』でジェイクス巡査部長を演じているジャック・ラスキーが王女の護衛役で出演。ちょびひげがかわいい~。2人とも面白い役どころでしたので、観ていて楽しかったです。あと、国王のジョージ六世をルパート・エヴェレットが演じています。これが威厳があってすごくよかった!さっぱり日本に来る気配がありませんが、ぜひロイヤル人気に乗じて日本公開もお願いしたいものです。
英語版Trailerはこちら:
映画は、イギリスのロイヤル姉妹エリザベス王女(現女王)とマーガレット王女がVE Day(ヨーロッパ戦勝記念日)の夜にロンドンの街に繰り出したという話-驚いたことにこれは実話らしいのですが-を元に作られたほぼフィクションのコメディドラマ。主要人物が実在の人物名ででていますが、これはオープニング・タイトルの下に一行「これはフィクションです」って入れておいた方がいいんじゃないかしら(笑)。はなからコメディなんだと思っていけば、楽しめると思います。でないとあっけにとられてお口ポカーンですよ。真面目なシーンもありますので、日本語字幕で観たらもう少し感想も変わるかもしれませんが。
で、ロジャーさんは久々に陰の大物っぽい悪役。出番少ないのが残念でした(『クイーン』並か?)。後、『Endeavour/新米刑事モース』でジェイクス巡査部長を演じているジャック・ラスキーが王女の護衛役で出演。ちょびひげがかわいい~。2人とも面白い役どころでしたので、観ていて楽しかったです。あと、国王のジョージ六世をルパート・エヴェレットが演じています。これが威厳があってすごくよかった!さっぱり日本に来る気配がありませんが、ぜひロイヤル人気に乗じて日本公開もお願いしたいものです。
映画『タマラ・ドゥルー~恋のさや当て~』、BSイマジカにて放送。 [Roger Allam (Film)]
今頃のお知らせですみません。ジェマ・アータートン主演のコメディ映画『Tamara Drewe/タマラ・ドゥルー~恋のさや当て~』、先日よりイマジカBSで放送されています。ロジャー・アラムが人気作家のニコラス役で出演しています。下記が番組紹介ページとなります。
イマジカBS タマラ・ドゥルー~恋のさや当て~
放送スケジュールは以下のとおりです(上記ページより抜粋)。
07月13日(月) 21:00~23:00 (注:放送終了)
07月18日(土) 06:00~08:00 (注:放送終了)
07月24日(金) 14:30~16:30
07月28日(火) 深夜02:00~深夜04:00
ニコラスは人気作家ですが、内助の功で支える妻ベスがいるのに若い女性と浮気するわ、一度地元を出て行ったけど戻ってきたタマラにも色目を使うわで、かなりだらしない男です。まぁ言葉を操る作家があの蜜みたいな声で甘い言葉をささやけば、女がコロっといってしまうのもわかりますが(爆)。タマラをめぐる恋のさやあて、最後にタマラが結ばれるのは誰か?群像劇としてもなかなか面白いので、ご覧になれる方はどうぞお見逃しなく。
イマジカBS タマラ・ドゥルー~恋のさや当て~
放送スケジュールは以下のとおりです(上記ページより抜粋)。
07月13日(月) 21:00~23:00 (注:放送終了)
07月18日(土) 06:00~08:00 (注:放送終了)
07月24日(金) 14:30~16:30
07月28日(火) 深夜02:00~深夜04:00
ニコラスは人気作家ですが、内助の功で支える妻ベスがいるのに若い女性と浮気するわ、一度地元を出て行ったけど戻ってきたタマラにも色目を使うわで、かなりだらしない男です。まぁ言葉を操る作家があの蜜みたいな声で甘い言葉をささやけば、女がコロっといってしまうのもわかりますが(爆)。タマラをめぐる恋のさやあて、最後にタマラが結ばれるのは誰か?群像劇としてもなかなか面白いので、ご覧になれる方はどうぞお見逃しなく。